コラム
高血圧の方の運動
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けしています。
今日からシリーズでお届けするのは「●●の時の運動」です。
日常生活の中では調子の悪いこともあり、また高血圧など軽い病気の方もいると思いますのでそうした時にはどういう運動をしたら良いかをお伝えしていきます。
第1回目の今日は前述した高血圧からスタートしたいと思います。
現在日本の高血圧の基準は上が140、下が90となっておりこれ以上になると薬の服用を勧められます。
確かに血圧が高いと動脈硬化に繋がってしまうので血圧を下げた方が良いのですが私としては薬の服用はおススメできません。
その原因となっているものは様々あるのですが主には食生活でしょうからその改善をすることが必要ですね。
そうは言っても運動もした方が良いので高血圧の方はこうした運動をした方がよいということをお伝えします。
通常ALIVEの中での運動であれば筋トレをおススメします。
筋肉を収縮させるのが筋トレなのですがその筋トレの効果により血圧は下がりやすくはなります。
ただし、注意してほしいのは筋トレをしている最中です。
筋トレをしている時は血圧が上がり瞬間的には通常時の2倍ほどになってしまいます。
その為あまり高重量で筋トレをすること自体はおススメできません。
更には呼吸を止めると血圧上昇はもっと増してしまうので絶対に呼吸は止めてはいけません。
こういうこともあり、運動中、その直後は血圧は高いのですが時間が経過していくと血圧は下がっていき、これを繰り返すことで日常的に血圧が下がっていく状態となります。
だから高血圧の方には重くなり過ぎない負荷重量での筋トレが有効ということになります。
そして更に効果的なのは加圧トレーニングです。
この加圧トレーニングは血管に対してのトレーニングとしては群を抜いて良いものであり、血圧降下に非常に役に立ってくれるものです。
加圧トレーニングで血圧が下がってきたという方を私は過去に何人、何十人も担当してきましたのでそれは絶対に効果があると言えるでしょう。
加圧トレーニングは血流も上がるので冷え性の方や代謝が低い方には非常におススメのトレーニングです。
最近では実施している方もALIVEの中で増えてきており、健康な方が多くなってきていますね。
是非一度体験をしてみて下さい。
高血圧の方は運動をしないのではなくて多少運動をしていくことで血圧降下が期待できますから是非運動を継続して下さい。
それではまた!
100回目のコラムはビタミンDについて☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今週はビタミンDの生成方法についてです。
ビタミンDは身体の中で作ることが出来る上に、
少量で効果を発揮するホルモンのような物質です。
ですから、決してサプリメントとしては摂取せずに、
自分で作れるビタミンDを最大に活かすことが優先です。
まず、ビタミンDは二種類あって、私たちの体内ではビタミンD3が重要な働きをしています。
ビタミンD3を別名コレカルシフェロールと言います。
ビタミンD3を体内で生成するには複雑な代謝経路を経ていくのですが、
原材料としてコレステロールが必要ということを知っておくと良いですね(^^)/
コレステロールは悪役のイメージがあって、
数値が高いと薬を飲むように医者から勧められてしまう事が多いですね。
コレステロールはビタミンDだけではなく、
様々なホルモンの材料でもあるので不足しては困るのです。
ですから、数値が高い場合にすべきことは薬を飲むことではなく、
・食生活が乱れていないのか
・ホルモン生成がうまく出来ているか
ということを疑うべきですね。
例えばビタミンD3がうまく生成できない場合もあります。
なぜならコレステロールから作られたビタミンD3は完全ではなく、
紫外線を浴びることによってビタミンD3になるからです。
女性は日光を避ける傾向にありますからね。
せっかく作ったビタミンD3の元が、ビタミンD3になれないことも多いのです(-_-;)
ビタミンD3は複雑、そこからさらに肝臓や腎臓を経て活性型ビタミンDに変換されて、
ようやく体内で本来の働きをすることが出来ます。
この活性型ビタミンD3をカルシトリオールということもあります。
これらの経路がうまく働き、正常にビタミンD3が生成されれば、
コレステロールの使い道も正常になります。
コレステロールの数値が気になる方は、これらの点も見直しましょうね(^^)/
長くなってしまったので、続きは来週です。
来週はビタミンDの働きや欠乏症や過剰症を見てみましょう。
それでは、記念すべき100回目のコラムはこの辺で☆
また水曜日に!
正しく作れて、機能すれば☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今日はビタミンDの働きを見てみましょう。
前回も書いたように、これは少量で効果を発揮するホルモンのような物質です。
ですからサプリメントで摂取してはいけないということを書きました。
では、そもそもなぜサプリメントで摂取しようとするのかというと、
ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進する働きがあるからです。
例えば骨粗鬆症の方はカルシウムの吸収を促進させようと、
病院でビタミンDのサプリメントを勧められたりしますね。
たしかにカルシウムの吸収は適切に行われなければなりませんが、
それを人為的に操作することはしてはいけません(-_-;)
骨粗鬆症の場合にすべきことは他にありますが、
それをここで書くととんでもないボリュームになってしまいますので、
ここでは控えます(^^;
ビタミンDには、他にカルシウムとリンの調整をする働きをしています。
もともと人間はリンの排泄機能が低く、現代人はリンが過剰になってしまう事が非常に多いのです。。
本来であればビタミンDが適切に生成される、
もしくは正しく働くことが出来れば問題ないのですが、
それがなかなかできなくなっているからこそサプリメントで摂取しましょうなどという情報が出回ってしまうのです(-_-;)
来週はビタミンDの生成方法をお伝えします(^^)/
それでは今日はこの辺で☆
また来週(^^♪
ビタミンDについて☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週まではビタミンAについて書いていました。
今日からビタミンDについてです。
実はビタミンDは、先に行った月末セミナー『油の選び方と摂り方』で触れたのですが、
その時はスライド1ページだけでした(^^;
今日から少し掘り下げた内容をお伝えします。
まずビタミンDには2種類あります。
ビタミンD2とビタミンD3です。
ビタミンD2のことをエルゴカルシフェロール、
ビタミンD3のことをコレカルシフェロールと呼ぶこともありますね。
ビタミンD2は酵母やキノコ、その他植物に含まれている、
エルゴステロールというステロールの一種に紫外線が当たると生じる物質で、
主に植物や菌類に多く含まれています。
ビタミンD3は反対に動物体に含まれていて、コレステロールから生合成されます。
人間の体内でも生成できますが、そのままでは働かずに、
紫外線を浴びることで活性型のビタミンD3、つまりカルシトリオールに変化することで、
体内で必要な働きをします。
人間にはこのビタミンD3が重要ということになりますね。
すでにこの時点で複雑ですね(^^;
ここで大切なのはビタミンAと同様、ビタミンDも体内で生合成が出来るため、
サプリメントで摂取してはいけないということです。
ビタミンD3は人間の体内でホルモンと同じような働きをします。
ホルモンは少量で充分な働きをしてくれますから、
基本的には体外から摂取する必要がありません。
人間に必要な性ホルモンは、一生分でスプーン1杯程ですからね。
過剰摂取は細胞の働きを乱してしまいますので、
絶対にサプリメントで摂取してはいけません(-_-;)
来週はビタミンDの働きについてみてみましょう(^^)/
外反母趾になっていませんか?
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関する知識をお届けしています。
先週から足に関してのことをお伝えしていますが、今日から本題に入っていきます。
足というとそんなに重要との認識がないかもしれませんが人間のカラダで唯一床と接している部分であり人間の土台となります。
この土台が崩れてしまえば上にある膝、腰などの各部分に支障を来たしてしまうのでこの足は非常に重要な役割を持っているのです。
足のトラブルといえば外反母趾が代表格ではないでしょうか?
この外反母趾はヒールなどつま先が狭い靴を履いているとなりやすいものなのですが、一度外反母趾になってしまうとそれ自体を治すのは手術をするしかありません。
トレーニングなどではどうにもならないのです。
外反母趾とは足の親指が内側に向いてしまうことなのですが、それを外側に引っ張り直す筋肉や靭帯が存在しないのです。
筋肉があればそれを鍛えれば良いということになりますが筋肉自体がないのでそれは成す術がないんですね。
だから先ずはヒールなどの靴幅が狭いものを使用しないというのが大前提です。
加えてヒールというものはカラダのためには百害あって一利なしの靴です。
先ず歩行は通常踵から着地をするのですが、ヒールの場合はつま先側が先に着地をします。
通常の歩行ではないのでそれはカラダに取って支障が出る原因となってしまうんですね。
外反母趾以外にも膝痛や腰痛はヒールが原因だと思って下さい。
またふくらはぎが張りやすいということもヒールの影響によるものだと思います。
このようにカラダに対して悪影響を及ぼすヒールですから出来る限り履かないようにすることが得策です。
どうしても履かなければいけない時は極力時間を短くするようにして下さい。
再度言いますが外反母趾は治りませんので一度なってしまったらカラダにとっては悪影響を及ぼすだけですから絶対にならないようにして下さいね。
それではまた!
動物性よりも植物性☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、今日はビタミンAをどうやって補充するか、です。
基本的には食事で摂取できますから、
先週も書いたようにサプリメントで摂取してはいけません。
いくつか理由があるのですが、
ビタミンAはいろんな栄養素が身体の中で変化することで生まれます。
そのための酵素が身体には備わっているからです。
なぜ酵素がしっかり備わっているかというと、
ビタミンAは過剰症を引き起こす栄養素で、
体外から大量に入ってきてしまうのは危険だからですね(-_-;)
ですから酵素の働きによって吸収する量をコントロールしているのです。
サプリメントで摂取してはいけないとうのは、過剰症を引き起こすからです。
それも市販されているサプリメントは合成栄養素ですから、
身体の中で適切に働いてはくれません。
基本的には食事から摂取してほしいと思います。
では、どういう食材から摂るべきかというと、
緑黄色野菜です。
色が鮮やかな野菜ですね。
にんじんやカボチャ、ブロッコリーなどがそれにあたります。
緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれていていますが、
これが最もビタミンAに変化しやすいという特性があります。
皮肉にも皮などの捨てる部分に多いですが、
実にも多く含まれているので、あまり調理をせずに食べれば問題ありません。
動物性食品にも含まれてはいますが、
脂肪酸が多すぎてデメリットが多くなってしまいます(-_-;)
やはり植物性食品から多く摂取しましょう(^^)/
来週からビタミンDについてお話してまいります。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
あなたの足は大丈夫ですか?
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けしています。
さて先週までは柔軟性についてのお話をしていきましたが今日からは「足」についてのお話をしていきます。
この足については以前のセミナーでもお話をしたことがありますが、参加されなかった方や忘れてしまった方のためにこのコラムで記していこうと思います。
先ず知っておいてほしいのは日本は世界の中でも足の知識については非常に遅れています。
欧米諸国では足について非常に重要視しており、足病医という足だけの専門医がいます。
この足病医は膝から下のトラブルを全て請け負うので、足が痛いなどの症状が出たら整形外科ではなく足病科を受診することになるのです。
ではなぜ足だけが専門的に分かれているのかと言えば足は日本人が考えている以上にカラダに対しての影響を及ぼすものだからです。
足は26個の骨で構成されており、33個の関節を持ちます。
手も似たような構造をしていますが、基本的には宙に浮いているか、圧が常に掛かっているわけではありませんので障害を起こすケースは少ないと言えます。
これだけの関節を持ち合わせているということは足の歪みも大きくなりやすいということが言えます。
基本的に関節は動かすためにあるもので、多くの関節があるということは多く動かすことが出来るということでもあります。
一方でそれだけ多くの間違った動きが出来るとも言えるのです。
足は唯一カラダの中で地面と接している面であり、重力の影響を受けます。
また加えて自分の体重を支えている場所でもあるので常に負荷が掛かっている状態なのです。
だからこそ足という土台が崩れればそこから上の部分がおかしくなってしまうのも当然であると言えます。
それに気が付いているからこそ欧米諸国では足病医という専門医を作っているのです。
しかし日本の整形外科医はそうした足のことを学ばないのでそれ自体を知ることはありません。
日本で足が痛くなって整形外科医に行ったとしても問題解決にならないのです。
先ずはこの大切なことを知っておいて下さい!
また来週から詳細をお届けしていきます。
それではまた!
成長とお肌に関与する栄養素☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週に引き続きビタミンAについてお話してまいります。
今日はビタミンAの一つ、レチノイン酸についてです。
レチノイン酸の働きは少し複雑で、
主に骨の長軸成長と細胞膜の強化が挙げられます。
骨の長軸成長とは骨端軟骨により行われる成長機能で、
要は骨が長くなるという意味ですね。
成長が止まればそこまでで、骨端線になれば一般的には身長は伸びなくなります。
この働きにレチノイン酸が関与していて、
万が一欠乏すると長軸成長の障害が起きてしまいます。
また、レチノイン酸は体内でムコ多糖類という炭水化物の一種を生合成する機能に必須です。
ムコ多糖類は細胞膜を強化し、衝撃に対する抵抗性を引き上げる働きがあります。
レチノイン酸が不足してムコ多糖類が生成できなくなれば、
皮膚が乾燥したり粘膜が欠損します。結果として免疫力の低下も引き起こされるのです。
非常に重要なレチナールとレチノイン酸ですが、
ぜひ知っておいてほしいポイントがあります。
それは病気などの異常な状態を除いて、
サプリメントで摂取してはいけないということです。
コンビニや薬局で売られているようなサプリメントは合成栄養素ですから、
身体にとっては害になるものがほとんどです。
ビタミンA群は食材から摂取できるようになっていますので、
食べるべきものを知っておいてくだされば問題ありません。
食材のご紹介は来週にしましょう。
それでは今日はこの辺で☆
また来週!
柔軟性の重要性➂
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関する知識をお届けしています。
2週連続で柔軟性についてのお話をしてきましたが、今日もその続きです。
現在クラブで実施している1分間セミナーでは「なぜ硬くなるのか?」というタイトルで硬くなる原因についてお伝えをしています。
今日はその中でお伝えしていないことを記していこうと思います。
皆さんは神経質な性格ですか?
細かいことを気にする、気が短い、ということはありませんか?
実はこの性格も柔軟性の低下と繋がっているのです。
誤解の無いように説明をすると、これが全てではありませんので神経質=カラダが硬いというわけではありません。
あくまでカラダの硬くなる一因というだけなのでそれは覚えておいてほしいと思います。
さて、これ何故なのか?
人間の筋肉は電気信号によって働いています。
よくテレビショッピングなどを見ていると座っているだけで筋トレになる!などの謳い文句で販売している機械を目にすることがありますよね?
それは外部から電気信号を流して筋肉を動かしているのです。
まあこういった機械に効果があるとは思えませんが・・・
そういう具合で筋肉は電気信号で動くのですが、神経質でいると少しのことでも反応してしまい電気信号を流していることになります。
イライラしている時間が長いとそれだけ電気信号を流していることになり、筋肉が硬くなるというわけです。
だから性格と柔軟性は少し関係があるわけですね。
柔軟性を向上させるなら大らかな性格になることも大切ですので覚えて下さいね(笑)
それではまた!
目を助ける栄養素☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今日はビタミンAについてです。
人間が使用しているビタミンAのほとんどは、
レチノールという物質です。
先週も書いた用に、ビタミンAはいくつもの物質の総称です。
その中でも多いのがレチノールということです。
レチノールの働きは、体内で代謝されてロドプシンというたんぱく質への変換されることです。
ロドプシンというのは目の網膜上にある物質で、
目で光を受け取る最初の段階を司っています。
ビタミンA不足で失明、ということを聞いたことがあるかもしれませんが、
それはレチノールが不足しているということになります。
現代では不足することがあまりありませんが、
目に負担をかけることは避ける必要があります。
睡眠不足を避け、
暗いところでの作業を控え、
スマホやパソコン作業時の工夫をする必要があるのです。
眼球への負担は失明の可能性もありますからね(-_-;)
もちろん目の神経は脳神経とも密接に関わっていて、
首や背中の筋肉のコリや消化器系の不調を引き起こします。
レチノールがビタミンAの中でも最も多いのは、
それだけ目からの情報に頼って人間は生きているからです。
来週はレチノール同様に重要度が高いレチノイン酸についてお話しますが、
この二つを摂取する食材もご紹介します。
ぜひとも食卓に挙げてほしいと思います(^^)/
それでは今日はこの辺で☆
また来週に!