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成長とお肌に関与する栄養素☆
カテゴリ: コラム
作成日:2017年07月12日(水)
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週に引き続きビタミンAについてお話してまいります。
今日はビタミンAの一つ、レチノイン酸についてです。
レチノイン酸の働きは少し複雑で、
主に骨の長軸成長と細胞膜の強化が挙げられます。
骨の長軸成長とは骨端軟骨により行われる成長機能で、
要は骨が長くなるという意味ですね。
成長が止まればそこまでで、骨端線になれば一般的には身長は伸びなくなります。
この働きにレチノイン酸が関与していて、
万が一欠乏すると長軸成長の障害が起きてしまいます。
また、レチノイン酸は体内でムコ多糖類という炭水化物の一種を生合成する機能に必須です。
ムコ多糖類は細胞膜を強化し、衝撃に対する抵抗性を引き上げる働きがあります。
レチノイン酸が不足してムコ多糖類が生成できなくなれば、
皮膚が乾燥したり粘膜が欠損します。結果として免疫力の低下も引き起こされるのです。
非常に重要なレチナールとレチノイン酸ですが、
ぜひ知っておいてほしいポイントがあります。
それは病気などの異常な状態を除いて、
サプリメントで摂取してはいけないということです。
コンビニや薬局で売られているようなサプリメントは合成栄養素ですから、
身体にとっては害になるものがほとんどです。
ビタミンA群は食材から摂取できるようになっていますので、
食べるべきものを知っておいてくだされば問題ありません。
食材のご紹介は来週にしましょう。
それでは今日はこの辺で☆
また来週!