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あなたの足は大丈夫ですか?
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けしています。
さて先週までは柔軟性についてのお話をしていきましたが今日からは「足」についてのお話をしていきます。
この足については以前のセミナーでもお話をしたことがありますが、参加されなかった方や忘れてしまった方のためにこのコラムで記していこうと思います。
先ず知っておいてほしいのは日本は世界の中でも足の知識については非常に遅れています。
欧米諸国では足について非常に重要視しており、足病医という足だけの専門医がいます。
この足病医は膝から下のトラブルを全て請け負うので、足が痛いなどの症状が出たら整形外科ではなく足病科を受診することになるのです。
ではなぜ足だけが専門的に分かれているのかと言えば足は日本人が考えている以上にカラダに対しての影響を及ぼすものだからです。
足は26個の骨で構成されており、33個の関節を持ちます。
手も似たような構造をしていますが、基本的には宙に浮いているか、圧が常に掛かっているわけではありませんので障害を起こすケースは少ないと言えます。
これだけの関節を持ち合わせているということは足の歪みも大きくなりやすいということが言えます。
基本的に関節は動かすためにあるもので、多くの関節があるということは多く動かすことが出来るということでもあります。
一方でそれだけ多くの間違った動きが出来るとも言えるのです。
足は唯一カラダの中で地面と接している面であり、重力の影響を受けます。
また加えて自分の体重を支えている場所でもあるので常に負荷が掛かっている状態なのです。
だからこそ足という土台が崩れればそこから上の部分がおかしくなってしまうのも当然であると言えます。
それに気が付いているからこそ欧米諸国では足病医という専門医を作っているのです。
しかし日本の整形外科医はそうした足のことを学ばないのでそれ自体を知ることはありません。
日本で足が痛くなって整形外科医に行ったとしても問題解決にならないのです。
先ずはこの大切なことを知っておいて下さい!
また来週から詳細をお届けしていきます。
それではまた!