コラム
痛みは急性と慢性に分けられる
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
今月末のALIVEセミナーは「腰痛・膝痛解消」についてお届けをします。
4月29日(土)の11時~と14時~の2部制となっており、時間はそれぞれ45分間です。
ゴールデンウィークの初日ですが腰痛や膝痛でお困りの方は是非ご参加下さい。
先週は痛みの原因について述べていきました。
カラダが硬いことが痛みに繋がるのでカラダを柔らかくするためにストレッチを毎日10分でもいいからすることが大切、ということをお伝えしました。
今週はもう少しだけ詳しくお話をします。
痛みやケガには急性と慢性があります。
急性の痛み・ケガというのは例えば歩いていて足を挫いてしまった、というのは足首の捻挫になりますから急性ですし、骨折も急性に当たりますよね。
この急性のケガはなかなか防ぐことは難しく、気を付けて行動をするということくらいしかありません。
正確に言えば足首の捻挫だとしてもカラダが柔らかい人の方が可能性としてならない、なったとしても軽度で済むことがありますね。
そして問題なのは慢性の痛みやケガの方です。
我々のカラダの痛みの多くはこの慢性です。
慢性の痛みがどうして起こるかといえばカラダが硬いから、ではなぜカラダが硬くなるのかといえば「動かないから」と言えるでしょう。
現代人の多くは動くことをしませんよね?
デスクワーク、車の運転という仕事をする人の方が肉体労働者よりも遥かに多いと思います。
私にしてもただレッスンをしているだけでは立っているかもしれませんが動いているとは言えません。
つまりは動く機会が少ないことが柔軟性を低下させ原因なのです。
日常生活で動く機会がないということは動く機会を作らなければなりませんよね?
だから運動をする必要があるのです。
昔の人は日常生活そのものが運動だったのでその必要はありませんが、現代人は運動する機会を作らなければカラダはどんどん衰える一方です。
動くということが柔軟性を向上させていく術であると言えるでしょう。
例えばぎっくり腰というのは急性のケガのように見えますが、実はカラダが硬いことが原因で起こっている慢性的なケガだと私は思っています。
ぎっくり腰は気を付けていれば発症させないことが出来ますからね。
このようにカラダが硬いと慢性的なケガに繋がっていってしまうのです。
だからストレッチが大切なんですね。
それではまた!
睡眠は正常ですか?
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞記事に掲載された健康情報をお届けします。
今日ご紹介する記事は2016年12月26日に大分合同新聞に掲載された「寝不足が病気に関連」という内容です。
睡眠に関する主な病気は
1.睡眠時無呼吸症候群
2.むずむず脚症候群
3.ナルコレプシー
4.レム睡眠行動障害
5.周期性四肢運動障害
などが挙げられます。
これは極々当然のことだと言えますね。
睡眠をしている時には脳やカラダを修復しています。
その修復が睡眠不足によってなされないとすればカラダは修復不足に陥ってきます。
これは建物に例えるとわかりやすく、有名な建造物は何十年に1度修復工事を行っていますが、その修復工事が不十分で手抜きだとしたらその建造物はどうなるかは想像がつきますよね?
それと同じようなことがカラダでも起こっているのであり、それであれば病気になってしまうことも肯けます。
また睡眠不足で認知症が促進されることもわかっており、若い時の睡眠不足が高齢になってから認知症発症に繋がると記事は伝えています。
寝つきが悪い、途中で起きてしまう、何度も起きてしまう、起きるとその後眠れない、などの症状がある場合はすぐに治療をした方が良いと言えます。
簡単に出来る方法はいくつかあるのですが、それは「朝日光を浴びる」「夜スマホやPCを使用しない」「タンパク質を摂取する」ということは睡眠の質を上げてくれるものです。
こうしたことを習慣化することで睡眠の質が向上していきますから、是非とも取り入れてみて下さい。
睡眠はとても大切なものなので気になるようでしたら医師の診察をおススメします。
それではまた!
ビタミンB2について☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今日はビタミンB2についてです。
ビタミンB1と同じく水溶性ビタミンで、
汗や尿と一緒に流されてしまうビタミンですね。
ですから不足しやすく、多めに摂取したほうが良い栄養素です。
体内では主に脂質や糖質を分解してくれますから、
仮にビタミンB2が不足すれば体内の資質や糖質が分解されずに蓄積されてしまいます(-_-;)
つまり太るということですね。
ですから、最初にすべきことは不足しないようにすることです。
では不足する原因は何かと言えば、
・お酒やたばこ
・薬を常に飲んでいる
・脂っぽいものが好き
・甘いものが好き
・食物繊維が少ない
などですね。
3月に行われた腸内細菌セミナーにご参加いただいた方は覚えていますでしょうか(^^♪
これらは全て腸内細菌が減ってしまう条件でしたね。
現代人は食物繊維がとても少ないですから、
これだけでもビタミンB2が不足して肥満の原因にもなります。
女性ではビタミンB2が不足することで貧血症状まで出ることがあります。
造血のためには鉄というミネラルを代謝する必要があるのですが、
そのためにはビタミンB2が必要です。
つまりビタミンB2が不足すれば鉄を代謝できなくなりますから、
造血がうまくいかずに貧血症状が出ることがあるのです。
ビタミンB2を多く含む食材は青魚や納豆、のりなどがあります。
なかにはレバーやハツなどにも多く含まれると書かれている参考書もありますが、
これはあくまでビタミンB群を多く含む『糠』を餌に育った家畜の場合です。
そうでない場合も多いですし、
肉そのものを代謝するためにビタミンB2を多く消費しますので、
あまりお勧めできません(-_-;)
ビタミンB2は重要ですので、
ぜひ減らしてしまう原因を避けてくださいね(^^)/
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆
その痛みの原因は?
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
今月末のALIVEセミナーは「腰痛・膝痛解消」についてお届けをします。
4月29日(土)の11時~と14時~の2部制となっており、時間はそれぞれ45分間です。
ゴールデンウィークの初日ですが腰痛や膝痛でお困りの方は是非ご参加下さい。
その為今月はそれに関連したお話をこのコラムではしていこうと思います。
最初は概論からになりますが、単純に何故カラダに痛みが生じてくるのでしょうか?
ここでいう痛みとは急性ではなく慢性の痛みを指します。
全てとは言えないですが結論は柔軟性の低下によるところが大きいのです。
ではそれは何故か?
筋肉は骨に付着しておりその筋肉が硬くなると関節の動きが悪くなったり、姿勢が悪くなったりしていきます。
ちなみにこれは筋力低下によっても起こりますが、筋力低下以上に柔軟性の低下によって痛みが生じるケースの方が多いと言えます。
そうやって筋肉が硬くなるとカラダが動きにくくなる、でもカラダを動かしたいので関節により多くの負担が掛かってしまい痛みとして現れていくのです。
筋肉は必ず関節を跨いで付着していますので、その跨いでいる関節付近に痛みが生じてくるというわけです。
だから先ず必要なことは筋肉を柔らかくすることです。
ストレッチをして筋肉を柔らかくしていけばカラダに痛みが発症することも少なくなると言えます。
そしてストレッチを毎日10分でいいから継続していくことで必ずカラダは柔らかくなっていきます。
ここで疑問なのはどんなストレッチをしたら良いか?ということですよね?
巷では開脚ベターという本が流行していますが、それを購入することも一つですけれど大切なことはストレッチの内容よりも毎日継続して行っていくことです。
ALIVEで行っているストレッチを毎日実施する方がどんなストレッチを行うかよりも余程重要なことですので、是非とも試してみて下さい。
それではまた!
運動は続けることに意義がある
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
もうすぐ3月が終了となりますね。
3月が終了ということはダイエットイベントであるダイエット祭りも終了となるわけですが、皆さん結果はいかがでしたか?
結果が出た方も出ていない方もいらっしゃると思いますが、先ずは運動を続けるということが大切になります。
3月16日でALIVEはオープン半年を迎えることが出来ました。
これは皆様のご愛顧のお陰であり心より感謝をしており、御礼を申し上げます。
ということはオープンからの会員様は半年間運動が続いたということになります。
でももしALIVEに入会をしていなかったらどうなっていたでしょう?
この半年間運動をしていなかったらどうなっていたと思いますか?
私はおそらく大きく何かが変わっていたということはないと思います。
運動をしていなかったからと言って半年間で5kg体重が増えていた、なんてことはわかりませんがないとは思います。
それでも確実に言えることは老化のスピード今よりも上がっていたと思います。
人間というのは20~25歳を超えると確実に老化をしていきます。
これは誰もが避けることはできませんが、老化のスピードを低下させることは生活習慣によって可能になります。
その一つが運動であるのです。
だから運動を週2回続けている、というだけでも確実にカラダには良い影響を与えているのです。
人間は動物です。
自然界ではこれほど動かない動物は人間くらいです。
動物は動くことが遺伝子の中に組み込まれているのに動かなくなったらそれは何かしらの不具合が生じてきてしまうのは当然のことではないでしょうか。
だから運動をしなければいけないのです。
運動は続けることが必要です。
それだけで人間が健康でいることが出来る、老化スピードを落とすだけの効果があります。
皆さん出来る限り運動を続けていくようにしていきましょうね。
ALIVEはそういうクラブです!
それではまた!
その睡眠、正しいですか?
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞に掲載された健康記事をご紹介しています。
今日紹介する記事は2016年12月5日に大分合同新聞に掲載された「不眠多い夜勤職場」という内容です。
記事ではシフト制労働や夜勤などで規則正しい時間に睡眠確保することが難しい人は仕事の生産性や生活の質の低下、生活習慣病にも影響をすると伝えています。
今年の1月に私はクラブのセミナーで睡眠についてをお伝えしたので、睡眠に関しての知識は少しはあると思いますが、その復習を兼ねて再度お伝えをしていきます。
シフト制の方が不眠が多いというのは理論的に言えば当然のことです。
人間は夜に寝るように出来ており、昼夜逆転をしていれば体内リズムが崩れ眠りが浅くなります。
その体内リズムが崩れることをしているから色々とカラダにとって弊害が出てくるわけです。
例えばシフト制などで寝る時間にバラつきがある場合、前立腺ガンの発生率が3.5倍も高くなるという研究データがあります。
これは睡眠時間が正しく7時間を確保できていても寝る時間が昼になったり、夜になったりするだけでこうした病気になるリスクが高まるんですね。
また睡眠不足は太りやすい傾向にあり、レプチンという食欲を抑制するホルモンが通常の19%分泌が低下し、グレリンという食欲向上ホルモンが24%上昇するというデータもあります。
つまり食欲が抑えられず、更には増すということで食べてしまうので太ってしまう、ということに繋がるのです。
そしてインスリン抵抗性がUPしてしまい、糖尿病にもなるリスクも高まっていきます。
その他にも色々なことがありますので、睡眠時間の低下や昼夜逆転の生活はリスクが高すぎると言えるのです。
いかがですか?
今皆さんの睡眠を再度見直してみてはいかがでしょうか?
理想の睡眠時間は7時間~7時間半ですので、この時間を目安に睡眠計画を立てて健康になりましょう。
それではまた!
ビタミンB1の効果☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週からビタミンB群のお話をしています。
今日はそのうちの一つ、
ビタミンB1についてお話ししましょう。
まずはビタミンB1の効果ですね。
最も特徴的な効果は、
糖質を代謝するために必要な酵素の補酵素になっているということです。
代謝ということはエネルギーを生むために糖質を変換しているということですから、
食べたものをエネルギーにするためにはビタミンB1が必要ということですね。
ビタミンB1は別名チアミンと言いますが、
アミノ酸と非常に近い組成をしています。
アミノ酸は生命にとって不可欠な栄養素ですからね。
それに近い組成をしているということは、
身体で多くのことに使われているということです。
例えばにんにく注射がありますが、
これはにんにくに多く含まれているアリシンとビタミンB1を結合した、
アリチアミンを注入することで、
糖の代謝を促進する働きが目的です。
エネルギーを多く生成できれば元気が出ますが、
ビタミンB1不足だとエネルギーが生成できずに活動できなくなるのです。
アリチアミンはビタミンB1を生成できますし、
熱にも強く水にも溶けにくいため、
調理に向いています。
それを多く含むにんにくは、臭いさえ気にならなければ多く摂っていただきたい食材です。
その他、ビタミンB1は神経を正常化するために必要な物資です。
ビタミンB1が不足することで神経系に異常が出て、
脚気が大流行した話をしましたね。
神経系の異常ということは精神的な疾患の原因にもなります。
日本では潜在型の欠乏症が多いため、
ビタミンB1の摂取は非常に重要です。
おススメの食材はやはり玄米です。
玄米から白米に変わったタイミングで脚気が流行していますからね。
とても多く含まれています。
ビタミンB1では豚肉をイメージされる方も多いですが、
それはもともと豚の餌として糠を使用していたからです。
ですからエサが粗悪なものであればあるほど、
豚肉にビタミンB1は含まれていないということになりますね。
大豆にも多く含まれていますから、
ぜひとも植物性の食材を選んで頂きたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
来週はビタミンB2についてです☆
自分がどうなりたいか
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
さて皆さんそろそろ3月も終わりに近づいていますがダイエット祭りも3月を以て終了となります。
測定は済んでいますか?
もう測定済みの方の中には体脂肪が増えた方もいればそうでない方もいます。
ここで大切なことをお伝えしたいのですが、自分はカラダをどうしたいのか?ということです。
例えばダイエットしたい、と思っていても食事がなかなか変えられない、という人も多くいます。
それが良いとか悪いとかということではなく、本当に痩せる必要があって痩せたいのか?ということなのです。
本当に痩せたいのであれば痩せるための行動をするだけですよね。
食事を制限して、運動を週2回するということが基本なのですがこれが出来ていますか?
それをしないで痩せたいというのは少々無理がある話で痩せていなくても仕方ないと言えるでしょう。
私が言いたいことは「本当に痩せる必要がありますか?」ということです。
これをもう一度考えてほしいのです。
私が大切だと思っていることは病気にならないで健康で人生を送ることです。
別に体型や体重が大切なわけではないと思います。
それでも日本はダイエットが盛んに行われており、人生の多くをダイエットに気を使っている気がするのです。
ダイエットしたい人はそうすれば良いし、それに対しては全力でサポートします。
でもダイエットばかりが全てではないと思うのです。
ダイエットを気にして生きていくなら多少太っていても元気で健康に生きていった方が良いと思うのです。
これは私の持論でしかないのでそうだと思う方もいればそうじゃないと思う方もいると思います。
でもダイエットするには食事をある程度制限しないといけないんですよ?
それなら健康的な毎日を過ごすために生きていった方が良くないですか?
健康で楽しく人生を過ごすことを目的にする方が良いですよ(笑)
でもダイエットは必要な方もいますからそれは自分がどうなりたいのか、が全てです。
最後に運動を止めると健康にはならないので特別な事情がある限りはALIVEを退会しないようにお願いします(笑)
別に無理してダイエットしなくてもいいんじゃないですか?
自分がどうなりたいかが全てです。
これが今週私が皆さんにお伝えしたいことです。
それではまた!
ビタミンB群について☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今日からはビタミンB群についてです。
ビタミンB群も水溶性で、体内から失われやすいという性質があります。
多めに摂取したいものですし、
これは腸内細菌が生成できますから腸内環境を整えることも大切ですね。
ビタミンB群とは、
ビタミンB1:チアミン
ビタミンB2:リボフラビン
ビタミンB3:ナイアシン
ビタミンB5:パントテン酸
ビタミンB6:ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン
ビタミンB7:ビオチン(ビタミンH)
ビタミンB9:葉酸(フォリックアシッド)
ビタミンB12:シアノコバラミン(コバラミン)
などなど、B群はいろんな種類があります。
それぞれが互いに作用し合って身体を健康な状態に維持していますが、
共通している働きは『補酵素である』ということです。
補酵素と聞くと脇役のような印象ですが、
実はとても重要なものです。
身体の中で起きる反応は、補酵素がなければ起きないからですね。
身体中で起きている反応数は膨大ですから、
ビタミンB群も不足しては困るので、腸内細菌が生成して量を賄ってくれています。
反応というとピンときませんので、
今日は大雑把に食べたものを消化・分解する過程でご説明します。
私たちにとって必要なエネルギーを作るには、
炭水化物・脂質・たんぱく質が必要です。
これらが体内から不足することになれば、
重要な働きがほとんど出来ないということになりますから、
健康状態を保つことはまずできません。
しかし、これらを食事から摂取しても、
消化して、分解して、人間が使用できるように作り替えなければなりませんね。
そしてまず最初に行うのが消化です。
消化は体内の反応で優先的に行われ、
胃に入ってきた食べ物は真っ先に消化酵素や消化液で消化され始めます。
これらの反応には必ずと言っていいほどビタミンB群が補酵素として働いているのです。
補酵素が関与する反応は、補酵素がなければ起こり得ません。
ですから、補酵素であるビタミンB群が不足するということは、
食べたものが消化、分解、吸収と代謝されずに排出されてしまうということになります。
こんなことになれば、たちまち栄養失調で身体の機能はおかしくなりますね。。
ビタミンB群が不足することは、健康状態だけではなく、
命にもかかわるということを今日は覚えておいてくださいね(^^)/
来週はビタミンB1(チアミン)からご説明してまいります。
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に!
マラソンの危険性その➂
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
先週はマラソンの危険性として膝への影響を挙げました。
膝の軟骨は擦り減ってしまったらもとには戻らないので膝を多く使うマラソンはその軟骨への影響が多いと言えるでしょう。
将来膝痛にならないためにもあまりおススメ出来ないスポーツです。
今日は他の影響をお伝えするのですが、それは「腰痛」についてです。
腰痛で悩んでいる日本人の数は約2800万人と言われており、膝痛に続く数であると言えます。
その腰痛もマラソンをしている人は発症しやすいのですが、その理由は走っている姿勢にあります。
マラソンは常に前を向いており、他の競技のようにカラダを曲げる、捻るという動作はありません。
その為体幹部分に常に力を入れておかなければならず、腹圧の弱い方つまりは腹筋の力がない方は腰部に大きな負担をかけてしまうことになります。
そうなると腰に痛みが発生しやすくなってしまう、というわけです。
また腰周辺の柔軟性が低い方も同様です。
つまりは腰部の柔軟性と腹筋の力が弱い方は腰痛になりやすいといえるのです。
3回に渡ってマラソンの危険性をお伝えしてきましたがご理解いただけたでしょうか?
決して全否定をしているわけではありませんがカラダへの悪影響が多いスポーツであるためあまりおススメは出来ません。
気軽に出来るスポーツではありますが、自分のカラダにあったスポーツを見つけるようにして下さいね。
それではまた!