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その睡眠、正しいですか?
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞に掲載された健康記事をご紹介しています。
今日紹介する記事は2016年12月5日に大分合同新聞に掲載された「不眠多い夜勤職場」という内容です。
記事ではシフト制労働や夜勤などで規則正しい時間に睡眠確保することが難しい人は仕事の生産性や生活の質の低下、生活習慣病にも影響をすると伝えています。
今年の1月に私はクラブのセミナーで睡眠についてをお伝えしたので、睡眠に関しての知識は少しはあると思いますが、その復習を兼ねて再度お伝えをしていきます。
シフト制の方が不眠が多いというのは理論的に言えば当然のことです。
人間は夜に寝るように出来ており、昼夜逆転をしていれば体内リズムが崩れ眠りが浅くなります。
その体内リズムが崩れることをしているから色々とカラダにとって弊害が出てくるわけです。
例えばシフト制などで寝る時間にバラつきがある場合、前立腺ガンの発生率が3.5倍も高くなるという研究データがあります。
これは睡眠時間が正しく7時間を確保できていても寝る時間が昼になったり、夜になったりするだけでこうした病気になるリスクが高まるんですね。
また睡眠不足は太りやすい傾向にあり、レプチンという食欲を抑制するホルモンが通常の19%分泌が低下し、グレリンという食欲向上ホルモンが24%上昇するというデータもあります。
つまり食欲が抑えられず、更には増すということで食べてしまうので太ってしまう、ということに繋がるのです。
そしてインスリン抵抗性がUPしてしまい、糖尿病にもなるリスクも高まっていきます。
その他にも色々なことがありますので、睡眠時間の低下や昼夜逆転の生活はリスクが高すぎると言えるのです。
いかがですか?
今皆さんの睡眠を再度見直してみてはいかがでしょうか?
理想の睡眠時間は7時間~7時間半ですので、この時間を目安に睡眠計画を立てて健康になりましょう。
それではまた!