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マラソンの危険性その➂
カテゴリ: コラム
作成日:2017年03月13日(月)
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
先週はマラソンの危険性として膝への影響を挙げました。
膝の軟骨は擦り減ってしまったらもとには戻らないので膝を多く使うマラソンはその軟骨への影響が多いと言えるでしょう。
将来膝痛にならないためにもあまりおススメ出来ないスポーツです。
今日は他の影響をお伝えするのですが、それは「腰痛」についてです。
腰痛で悩んでいる日本人の数は約2800万人と言われており、膝痛に続く数であると言えます。
その腰痛もマラソンをしている人は発症しやすいのですが、その理由は走っている姿勢にあります。
マラソンは常に前を向いており、他の競技のようにカラダを曲げる、捻るという動作はありません。
その為体幹部分に常に力を入れておかなければならず、腹圧の弱い方つまりは腹筋の力がない方は腰部に大きな負担をかけてしまうことになります。
そうなると腰に痛みが発生しやすくなってしまう、というわけです。
また腰周辺の柔軟性が低い方も同様です。
つまりは腰部の柔軟性と腹筋の力が弱い方は腰痛になりやすいといえるのです。
3回に渡ってマラソンの危険性をお伝えしてきましたがご理解いただけたでしょうか?
決して全否定をしているわけではありませんがカラダへの悪影響が多いスポーツであるためあまりおススメは出来ません。
気軽に出来るスポーツではありますが、自分のカラダにあったスポーツを見つけるようにして下さいね。
それではまた!