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ビタミンB群について☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今日からはビタミンB群についてです。
ビタミンB群も水溶性で、体内から失われやすいという性質があります。
多めに摂取したいものですし、
これは腸内細菌が生成できますから腸内環境を整えることも大切ですね。
ビタミンB群とは、
ビタミンB1:チアミン
ビタミンB2:リボフラビン
ビタミンB3:ナイアシン
ビタミンB5:パントテン酸
ビタミンB6:ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン
ビタミンB7:ビオチン(ビタミンH)
ビタミンB9:葉酸(フォリックアシッド)
ビタミンB12:シアノコバラミン(コバラミン)
などなど、B群はいろんな種類があります。
それぞれが互いに作用し合って身体を健康な状態に維持していますが、
共通している働きは『補酵素である』ということです。
補酵素と聞くと脇役のような印象ですが、
実はとても重要なものです。
身体の中で起きる反応は、補酵素がなければ起きないからですね。
身体中で起きている反応数は膨大ですから、
ビタミンB群も不足しては困るので、腸内細菌が生成して量を賄ってくれています。
反応というとピンときませんので、
今日は大雑把に食べたものを消化・分解する過程でご説明します。
私たちにとって必要なエネルギーを作るには、
炭水化物・脂質・たんぱく質が必要です。
これらが体内から不足することになれば、
重要な働きがほとんど出来ないということになりますから、
健康状態を保つことはまずできません。
しかし、これらを食事から摂取しても、
消化して、分解して、人間が使用できるように作り替えなければなりませんね。
そしてまず最初に行うのが消化です。
消化は体内の反応で優先的に行われ、
胃に入ってきた食べ物は真っ先に消化酵素や消化液で消化され始めます。
これらの反応には必ずと言っていいほどビタミンB群が補酵素として働いているのです。
補酵素が関与する反応は、補酵素がなければ起こり得ません。
ですから、補酵素であるビタミンB群が不足するということは、
食べたものが消化、分解、吸収と代謝されずに排出されてしまうということになります。
こんなことになれば、たちまち栄養失調で身体の機能はおかしくなりますね。。
ビタミンB群が不足することは、健康状態だけではなく、
命にもかかわるということを今日は覚えておいてくださいね(^^)/
来週はビタミンB1(チアミン)からご説明してまいります。
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に!