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熱中症対策を万全に!
こんにちは。小川です。
月曜日は運動に関しての知識をお届けしています。
現在ALIVEでの1分セミナーでは「熱中症」についての内容をお伝えしています。
それに関連したお話を今日はお届けしようと思います。
先ず熱中症とは暑熱環境下においてカラダの適応能力に障害が起こり、それが原因で現れる症状の総称を指します。
一般的に「熱失神」「熱痙攣」「熱疲労」「熱射病」の4つに分類され、熱失神と熱痙攣はⅠ度、熱疲労はⅡ度、熱射病がⅢ度に分類されます。
対処方法としては涼しい場所に移動をして横向きで安静を保って下さい、そして水分や塩分を補給します。
その中でも一番大切なことは如何に早く体温を下げるかということになります。
体温の下げ方は動脈を冷やすことにあるのですが、首、脇、脚のつけ根の3つは必ずタオルや氷などで冷やして下さい。
これは常温の水では冷えませんので、氷水につけたタオルなどとにかく冷えているものを使用しましょう。
日本は諸外国と比較しても熱中症が多い国です。
それは温度ではなく湿度が関係しており、人間のカラダは自発的に発汗をして冷やそうとする機能があります。
しかしこれは発汗をするだけでは意味がなく、汗が蒸発することで熱が奪われてカラダが冷えるのです。
しかし日本は湿度が高いため汗が蒸発しにくく、逆にその汗が膜のような働きをしてしまい熱が籠ってしまうことで熱中症を発症しやすいということになります。
だから日本のように湿度が高い国は熱中症に要注意なわけです。
しかも日本は東南アジアのように湿気が多くても気温が高くなってきたのはここ十年くらいのことで暑さに慣れているとは言えません。
その為尚更熱中症になりやすいんですね。
だから汗の処理は気を付けて下さいね。
この夏は熱中症対策バッチリでいきましょう!
それではまた!