コラム
最近の研究で明らかになった食物アレルギーの原因とは?
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞に掲載されていた健康に関する知識をお届けします。
今日お届けする内容は2016年9月1日に京都新聞に掲載された「食物アレルギー」についてです。
現在日本の小中高生の4.5%が発症しているそうで、残念なことに年2~5人がこれにより命を落としているそうです。
周囲にも食物アレルギーの人が増えたという実感はありませんか?
私は非常にあります。
教育現場でも食物アレルギーの子どもが増加しており、対応が難しくなってきているそうです。
ニュースでも先生が児童にアレルゲンとなる給食を間違って食べさせてしまって死亡する事故が起こったのは記憶に新しいことだと思います。
では何故こうした食物アレルギーの子どもが増えているのでしょうか?
その原因として最近主流となっている考え方は「アレルギーの入り口が皮膚」ということらしいのです。
新聞では日本アレルギー学会認定指導医の横隆医師のコメントが掲載されているのですが、その記事の中で医師は「寄生虫やばい菌による感染症が減るなど社会が衛生的になったことで体内の免疫バランスが崩れ、本来無害な物質に抗体が反応するようになったのが有力な仮説の一つだ」と話ています。
これは非常に興味深い発言だと思います。
社会全体がキレイになってきたことにより我々の免疫システムが正常に働かなくなってきている可能性がある、という見解なのです。
確かに寒いからと言って厚着ばかりしていると自分の免疫細胞が弱くなることは証明されていることですが、これと似たようなことが食物アレルギーでも起きている、ということなのです。
しかも食物アレルギーの入り口が口ではなく皮膚であるというのです。
医師はこう続けます。
「意外に思うかもしれないが家のホコリを分析すると牛乳や小麦、卵などの食物が結構含まれている。エアコンなどで部屋が乾燥すると肌の水分が減り体内への異物の侵入を防いでいる皮膚バリアが壊れてしまい、そこから食物アレルゲンが体内へ入ることが発症の一つのきっかけとなる」
その為の対策はこうです。
食物アレルギーの8~9割は乳幼児期に発症しており、乳幼児期から肌が乾燥していれば保湿剤を塗るなど肌の乾燥を防いであげることが予防になるということなのです。
小さなお子さんが周りにいる人は十分に気を付けてほしいと思います。
ではまた!
脂質について・その①☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
本日から、三大栄養素の最後の一つ、『脂質』についてお話してまいります。
ダイエットを希望されている方には、ぜひ知っておいていただきたい重要な栄養素です。
脂質とは長鎖脂肪酸、または炭化水素を含んだ生体内に存在するもの、もしくはあるいは生物由来の分子、
という定義があります。
何やら難しいですね(^^;
短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸は脂質ではない、というコトになりますが、
そのあたりは暗黙の了解で定義にも入れているようですね。
炭化水素とは炭素と水素で出来た化合物の総称で、
鎖状や環状に分類されます。
この辺りは化学の分野ですが、身体を構成している物質は体内の化学反応によって生成されていますから、
元は同じなわけですね。
脂質とは大きく分けると
・単純脂質
・複合脂質
・誘導脂質
に分類されますが、
よく耳にする「脂肪」というのは誘導脂質のさらに一部を指します。
厳密に言えば脂質と脂肪という言葉は使い分けなければならないのですが、
脂質のうちのおよそ90%前後が脂肪に属するものですから、
ほとんどの場合が脂肪と表記してもまかり通ってしまうわけです。
今日は大雑把に脂質全体の機能について触れてみましょう(^^)/
まず一つ目の機能として、エネルギー源としての貯蔵が挙げられます。
厳密に言えば脂肪は1gで9.1キロカロリーのエネルギーを持っていますから、
糖やたんぱく質と比べても二倍のエネルギーになります。
エネルギーが不足すれば生死にかかわりますからね、常に貯蔵しておかなければなりません。
二つ目の機能は生体膜の構成です。
生体膜とは細胞膜や筋膜のことで、脂質の一種であるリン脂質や糖脂質、ステロールなどを材料にしています。
三つ目は脂溶性ビタミンを吸収する際に使用するという機能です。
いずれこのコラムでも書きますが、脂溶性ビタミンは脂に溶けやすいビタミン群ですね。
ビタミンA、D、E、Kがそれにあたります。
これらの栄養素が腸管から吸収されるには脂質が必要です。
四つ目は胃滞留時間の延長ですね。
消化が遅いため、長時間空腹を感じさせないというメリットがあります。
そして五つ目が生理活性物質の材料になります。
個人的にはこれが最も重要だと考えているのですが、
生理活性物質は脂質を材料に作られます。
生理活性物質とは体内の反応を司る物質で、
例えば炎症を抑制することも促進することも、一つの生理活性物質が行っています。
それがかゆみだったり、痛みだったりします。
それこそ脂の摂り方で、皮膚炎や脱毛を促進させてしまう事もあるのです。
代表的なものだけでもこれだけ機能を持っている脂質ですが、
摂取の仕方を間違えると大変なことになります。
来週は細かい分類を見ていきましょうね。
それでは今週はこの辺で(^^)/
ありがとうございました☆
ヨガはダイエット効果があるのか!!!???
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお伝えします。
さて先日お客さまより「ホットヨガで痩せるのか?」という質問を受けました。
皆さんはどう思われますか???
では先ず「ホットヨガ」について簡単に説明をします。
温まった室内でヨガを行う、というだけなのですがこれが思っている以上にハードなのです。
室温に関しては実施施設により設定が異なるので様々ですが30℃以上はあると思います。
その中にいるだけで汗をかきますが、加えてヨガをするので終わるころには・・・想像がつきますね。
ヨガ自体は筋肉の柔軟性を向上させるものであり、血流が良くなることで代謝が上がりカラダにとっては非常に良い効果をもたらします。
それをホットスタジオで行うので汗をかいて代謝アップ効果はより高くなります。
加えて毒素排出効果がありますので、体内の老廃物も汗と一緒に流れてくれますね。
そうした健康面での効果はホットヨガには非常にあると言えるでしょう。
ちなみに現在日本ではホットヨガが非常に盛んとなっていますが、私が記憶をしている限りホットヨガの火付け役となったのは「ビクラムヨガ」です。
これは1970年にインド人のビクラム・チョードリー氏によって考案されたヨガであり、26種類のポーズと2種類の呼吸法を行うというものです。
形が確立されている為、現在日本で行われていうような担当者によって好きなヨガを行う、というものとは一線を画すものです。
加えて室温40℃、時間は1時間半という超ハードなホットヨガであり、聞くところによると慣れるまでは倒れる人が続出だとか・・・しかし4回ほど行うとカラダが慣れてきてビクラムヨガではないと満足できないようになるそうです・・・
そういう意味でもこのビクラムヨガこそ元祖ホットヨガと言えるでしょう。
最近では店舗数が減ってきてしまい、近隣では都内でないと店舗がないですね。
というホットヨガですが、ではダイエット効果はいかがなものなのか???
代謝がアップするという意味では少なからずダイエット効果はあると思います。
前述したように柔軟性が向上することでの代謝アップとヨガをやる事での一時的な代謝アップがありますので。
しかしながらその効果が大きいかと言われればそうではないでしょうね。
あくまでもダイエット効果は副産物と言える小さなものだと思います。
基本は筋トレを行って恒常的な代謝アップを図ることの方が効果としては大きいと言えるでしょう。
しかしながらヨガは健康面では非常に良い効果を発揮するので、そうした意味では行った方が良いと言えます。
ALIVEでもイベント的にヨガをやってみたいと思っているほどです。
その時は是非ともご参加下さい。
ではまた!
キウイは素晴らしい食材!
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞記事に掲載されてた健康情報についてお伝えをしていきます。
今日ご紹介する記事は2016年5月27日の毎日新聞に掲載された「美肌、便秘改善キウイに注目」という内容です。
この記事はキウイの素晴らしさを紹介しており、キウイ1個にレモン8個分のビタミンC、バナナ3本分の食物繊維、ミカン2個分のカリウムがあるので1個のキウイで数多くの栄養素を摂取することが出来るのです。
またビタミン、ミネラル、食物繊維など17種類の栄養素が基準値に対してどれくらい含まれているかを数値化した栄養素充足率が果物のトップとなっているとのことです。
これによりどういった効果が得られるのかと言えば美肌、整腸作用、免疫力アップに効果があるのです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促してくれるので肌にも非常に良い効果があります。
また食物繊維は整腸作用があるので便秘対策には非常に重要なものになっています。
玄米やごぼうなどの繊維質を多く含む食材を摂取することで便秘予防にも繋がります。
またカリウムはむくみ対策に効果を発揮しますのでこれも女性には嬉しいことだと思います。
そのためキウイは女性には非常に大切な食材であると言えるでしょう。
記事の中では19人の患者に1日2個のキウイを4週間食べてもらったところ便秘症を訴える患者が35%から15%に減ったというデータがあると伝えています。
私自身この記事を見るまでキウイがとても優れた食材であることは理解をしていませんでした。
食物繊維が多いことは知っていましたが、それ以外にも良い効果があるということなので、今後は食事の中で摂取をしていこうと思います。
皆さんも是非キウイを摂取して健康なカラダを作りましょう!
それではまた!
筋トレとたんぱく質☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
今日は筋肉とたんぱく質の関係について書いてまいります。
身体にあるたんぱく質のおよそ50%は筋肉にありますから、
たんぱく質は筋肉を生成するのに必須の栄養素ですね(^^)/
筋肉を細かく見ていくと、
・筋肉
・筋束
・筋線維
・筋原線維
という層に分かれています。
この筋原線維が筋肉の最小単位で、
細かく言うとアクチンとミオシンというたんぱく質によってつくられています。
このたんぱく質は筋トレをすることで破壊されます。
壊れてしまえば修復しようとしますね。
そのためにはアクチンとミオシンというたんぱく質を生成することになります。
この筋肉を修復する過程で痛みが生じるのですが、
これが筋肉痛ですね。
筋肉痛は筋肉が壊れているときに起こるのではありません。
修復しているときに起きる痛みなのです。
ということは、筋肉痛が来ないということは、
・筋肉がそもそも破壊されていない
・たんぱく質を生成する機能が衰えている
・たんぱく質の材料が足りていない
ということになります。
筋肉痛が遅れてくる方も、このどれかに当てはまっている場合が多いのです。
先週も書きましたが、若月がお勧めしているたんぱく質の摂取源は豆類と魚貝類です(^^)/
筋トレをしている皆様は、一般的な方よりも多くのたんぱく質が必要ですから、
食事の内容を気を付けなければなりません。
極端な例ですが、
・白米やパン、麺類しか食べない
・野菜や果物しか食べない
といった食生活では、残念ながら全然足りていません(-_-;)
この内容は、11/29(火)の無料セミナーでも触れていきますので、
ぜひぜひご参加くださいませ(^^♪
今日のポイントは、筋トレをしている方はたんぱく質が通常よりも多く必要であること、
筋肉痛が来ているということが正しい筋トレであること、ですね。
それでは今日はこの辺で。
また来週の水曜日に(^^)/
お腹の見た目を良くする方法
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けします。
多くの方がお腹を凹ましたいと思っていると思います。
これは今まで私が接してきた多くのお客さまが皆口をそろえて言うことです。
今日はそのお腹を凹ます方法のトレーニングについてお伝えをしていきます。
まずこのお腹がボッコリ出ている状態が何によって起こっているのか、を知る必要があります。
体脂肪が多くてお腹が出ている、内臓脂肪が多くてお腹が出ている、という2つの理由が大多数を占めるのですがこの2つに共通していることはある筋肉が弱化してきてしまっている、ということです。
この筋肉は腹横筋と言って背骨からお腹をぐるっと回って背骨についている筋肉でありコルセットのような役割をしています。
お腹のインナーマッスルとしても有名な筋肉なのですが、この筋肉はお腹に脂肪がついていると緩んでしまい、お腹が出ている状態となるのです。
その為この筋肉を鍛えることによって今以上にお腹をすっきりと見せることが可能になります。
この筋肉は常に働いている必要があるため簡単に言えば常にお腹を凹ませた状態で生活をすることで鍛えることが出来ます。
たったこれだけで鍛えられるのですが最初は容易なものではありません。
意識的にずっとお腹を凹ませているのは案外しんどいものです。
またエクササイズとしてはドローインと言って仰向けに寝て、膝を立てて、手をお腹に置いて、目一杯30秒間お腹を凹ませる、というトレーニング方法もあります。
この時のポイントはお腹が背中にくっつくくらいにお腹を凹ませることです。
このエクササイズでもそうですが、要はお腹を凹ませるだけのことなのです。
そうすることによって見た目は非常に良くなります。
またこの筋肉は腰痛予防としても最適の筋肉です。
腰部の安定性が低くなるから腰痛が起こっている人は相当多数いらっしゃいます。
この筋肉を鍛えることでそうした腰痛予防にも繋がるし、姿勢が改選されるので非常に優れた筋肉であると言えるでしょう。
是非ともこの腹横筋の存在を知ってほしいと思いますし、加えてトレーニングもしてみて下さい。
ではまた!
たんぱく質について・その③
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
先週はたんぱく質を自分用に作り替えることが大切だということを書きました。
食べたものがそのまま身体になるのではなく、
一度分解して、それを自分用に作り替えることが大切です。
たんぱく質とはアミノ酸という細かい物質の組み合わせから出来ていて、
それこそ数えきれないくらいの種類があります。
中には身体に悪いものもあります(-_-;)
例えば涙を流すとスッキリすると言いますが、
涙には悪性たんぱく質が多く含まれています。
スッキリするのはメンタル的な面以外にも、物理的な良さもあるのですんえ(^^♪
そのたんぱく質を作るアミノ酸ですが、
代表的なものは20種類あります。
体内で作れないタイプを必須アミノ酸と言います。
体内でも作れるタイプを非必須アミノ酸と言います。
いろんな分類法がありますが、これが一番代表的ですね。
各種で様々な働きがありますが、
ここで大切なのは全てのアミノ酸をバランスよく摂取、生成することです。
アミノ酸はほぼすべての食材に含まれていますから、
やはりいろんな食材から摂取することが望ましいです。
・肉
・卵
・乳製品
・魚
・豆
たんぱく質と言えばこういった食材を思い浮かべるかと思いますが、
これ以外ではたんぱく質の補給ができないなんてことはありません。
私の主食は玄米や十割そばですが、これらにもたんぱく質は含まれていますから、
アミノ酸も摂取できます。
いろんな食材からとる例で言えば、大豆は優れたたんぱく食材ですが、
数少ない欠点がメチオニンというアミノ酸が少ないことです。
メチオニンは含硫アミノ酸といわれるタイプの一種で、
腸内環境を整える役割がある非常に重要な必須アミノ酸です。
しかし大豆には少ない(-_-;)
メチオニンは含硫アミノ酸ですが、含硫とは『硫黄を含む』という意味です。
硫黄の香りがする食べ物に多く含まれていますが、
その代表例が卵黄です。
昔から日本では納豆と卵黄は一緒に食べる機会が多かったのは、
美味しいだけではなく身体に良いからです。
このようにバランスを取りながら、
いろんな食材でたんぱく質を摂取することが大切です。
偏ればたんぱく質の生成がうまくいきませんからね(-_-;)
若月のお勧めは、豆類・魚を中心に、たまに卵を食べるというやり方です。
これなら余計な脂肪酸は摂り過ぎませんし、血糖値が上がるということもありません(^^)/
肉は分解時の毒素が多く、乳製品は実は身体にとても悪いので摂りません(^^;
たんぱく質の摂取は、何からアミノ酸を摂取するかで大きく変わります。
他にもどんな食材からたんぱく質を摂れば良いのか気になる方は、
是非若月まで聞いてくださいね(^^)/
来週は筋トレをしている方こそ必見、筋肉とたんぱく質の関係を書いていきます(^^♪
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に。
ダイエットや若返りを促すホルモンがあるんです!
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けします。
さてタイトルにも記したように我々人間が持つホルモンには様々な種類が存在するのですが、ダイエットや若返りを促してくれるホルモンがあるのをご存知でしょうか?
それが「成長ホルモン」です。
その名の通り成長期には分泌が多く、人間の発育発達に非常に重要なホルモンなのですが、年齢に関係なく分泌をされるものなのです。
だから「もう身長止まったから関係ないし」ということではありませんのでその前提でこの先も読んで下さい。
ちなみに18歳を超えると身長が伸びる可能性はほぼありませんので、今から皆さんの身長が伸びることはありませんの悪しからず・・・
さてこの成長ホルモンですが簡単に言うと「カラダのあらゆる良いこと」に作用してくれるホルモンです。
だからこそこのホルモンを分泌させる方が良いわけであり、良いこととはダイエットや若返りなどが代表例です。
この成長ホルモンは残念なことに1日2回しか分泌されません。
その2回が「就寝中」と「筋トレ後」なのです。
年齢に関係なく分泌されると前述しましたが、20歳~25歳をピークに分泌量が低下をします。
成長ホルモンの分泌が人生の中でピークであるその年齢はカラダの機能ピークであると言えます。
ちょっと昔を思い出して下さい。
20歳くらいの時は今よりも痩せやすくなかったですか?筋肉も付きやすくなかったですか?睡眠時間も少なくても元気ではなかったですか?
これらは成長ホルモンの分泌が関わっているからなのです。
だから今からでも成長ホルモンを分泌させることが出来れば、良いことがたくさんあるのです。
それがもう一つの「筋トレ」ですね。
筋トレをすることでしか成長ホルモンを自ら分泌させる術はありません。
だから人間は筋トレをしなければならないのです。
クラブでのトレーニングの際も筋トレの重量が大切、とお伝えしていますがそれは成長ホルモンを分泌させるためでもあります。
だから先ずは皆さんに筋トレをしてほしいのです。
ダイエットに効果があるのも、成長ホルモンは体脂肪を分解する、という効果があります。
体脂肪を減らすには「分解」「運搬」「燃焼」という3つの過程を経る必要があり、この第1段階である分解を促してくれます。
この分解をさせることで燃焼しやすいようになるのです。
割り箸と薪があったときにどちらが燃えやすいかと言えば割り箸に決まっています。
小さく分解された方が火が付きやすいのは当たりまえのことですよね。
また「若返り」にしても成長ホルモンはカラダを修復してくれることに寄与します。
疲労が回復せずに朝を迎えてそれが続けば当然ながら老化をしていきます。
それを一日ずつ修復、回復させることが出来れば老化のスピードも遅くなるということです。
例えば今まで筋トレをしたことがない方がそれを始めれば成長ホルモンが分泌をさせるので修復度合いが大きくなり若くなったような感覚が得られることもあります。
とにかく成長ホルモンとは素晴らしいホルモンでありそれが人間のカラダには存在をするということを知ってほしいのです。
それを知れば成長ホルモンを出した方が良いに決まっていますよね?
だからこそ筋トレをする必要があるし、就寝中のホルモン分泌を高めるには熟睡をした方が良いのです。
睡眠の質も求めていきましょう。
それではまた!
むくみ解消には!
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞記事に掲載されてた健康情報についてお伝えをしていきます。
今日ご紹介する記事は2016年6月25日に朝日新聞に掲載をされた「むくみ対策」についての記事です。
女性を中心に多くの方がむくみの症状に悩まれているそうで、お客さまとお話をしていてもむくみのお悩みをよく耳にします。
しかしながら夕方靴下の跡が付くなどのむくみは自然なむくみでありこの程度であれば誰でも起こると記事は伝えています。
多くの場合はこうしたむくみで悩んでいると思うのでその対処法についてお伝えします。
女性の場合はホルモンバランスの関係から水分を溜めやすくなり、それによりむくみの症状で悩んでいる方は女性が多くなっている傾向です。
塩分が多い食品を食べることでむくみが生じやすいことがわかっており、これは塩分の多い食事を摂る傾向にある日本ではむくみが生じやすいことにもなっています。
この水分を排出させる栄養素に「カリウム」というものがあります。
このカリウムは塩分を排出し水分調整をする利尿作用があるためにむくみ解消に役立ちます。
このカリウムを多く含む食材は様々ありトマト、スイカ、バナナ、オクラなどがあります。
夏野菜にはカリウムを多く含む食材があるため、そうしたものを中心に摂取すると良いですね。
また海藻にもカリウムが多く含まれているので摂取を心掛けてみて下さい。
これからの季節は汗をかきにくくなりますので、こうした食材でむくみを解消していきましょう。
それではまた!
たんぱく質について・その②
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
先週からタンパク質について書いております。
身体にとっては不可欠な栄養素ですね。
そして大切なことは、たんぱく質はそもそも自分で作れるものである、ということでしたね。
食べ物から摂取するのは、自分で作っていたけど材料がなくなったから、
という理由だけです。
今日はたんぱく質を少し細かく見ていきましょう。
実はたんぱく質は何千種類もある栄養素の総称で、
細かく細かく見ていくと、炭素・窒素・水素・酸素から出来ています。
これらが複雑に組み合わさって、いろんな反応が起きて、
『アミノ酸』という物質が作られます。
ご存知の方も多いでしょう(^^)/
そしてそのアミノ酸が複数組み合わさることで、
ペプチドという物質になり、
さらにそれらが複数組み合わさることで『たんぱく質』になるのです。
ここで大切なことは何かというと、
三大栄養素の中で唯一たんぱく質だけが、
『窒素』を含んでいるということです。
窒素は身体にとって必要不可欠な物質ですが、
一つ問題があるのです。
それは分解する毒素を発生させてしまうということです。
この毒素も多種多様なのですが、
それが原因で身体がだるくなることもあります。
これらの毒素を分解することもできますが、
やはり毒素であることには変わりありません。
ですから、たんぱく質も過剰に摂取することは危険なのです。
しかし身体には数多くのたんぱく質が存在しますから、
摂取しないとダメなのではないか、という疑問が生じますね。
もちろん摂取しなければなりません。
大切なのは量と質の問題です(^^;
毒素を発生するのは食べ物として入ってきたたんぱく質を分解するときですから、
やはり食べ過ぎては分解が間に合わないわけです。
私たちが食べる食材のほぼすべてにたんぱく質は含まれています。
それが多いか少ないかに差はありますが、
必ず入っています。
しかし口から入ってきたたんぱく質は、
『自分用に作り替えなければ使えない』のです。
その作り変えのためには、一度分解しなければなりません。
分解→吸収→代謝という流れ(これが栄養ですね)の中で毒素が発生してしまうのです。
それが食材次第では強い場合もあるのです。
ですから、自分用にすでに作られているたんぱく質の毒性は強くありません(^^)/
このように、私たちの身体はたんぱく質が不可欠ですが、
摂取した食材を材料にしてたんぱく質を生成するのは、
実はとても大変な作業なのです(^^;
焼肉食べ放題に行った次の日に、
身体がだるくなる方もいらっしゃるでしょう。
それは肉を分解するときの毒素によるものかもしれませんね。
来週は少し具体的に、アミノ酸について書いていきます。
それでは今日はこの辺で(^^)/
ありがとうございました☆