コラム
日常生活を快適に過ごす方法
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けします。
さて今日はタイトルにもあるように「日常生活を快適に過ごす方法」をご紹介します。
それを考えるに際して日常生活が快適ではない状態を先ずは考えてみましょう。
例えば痛みがある状態です。
痛みの代表は腰痛、膝痛、肩こりなどが挙げられます。
加えて何かケガをしている状態ですよね。
またカラダが疲れている時なども快適とは言えない状態です。
つまりベストコンディションではない時は日常生活が快適ではないと言えます。
他にも風邪を引いた時なども該当しますが、風邪予防の運動は無く、それは栄養や休養になるのでここでは触れません。
ではカラダの痛みや疲れがない状態にするにはどうしたらいいのかと言えば、それはカラダの柔軟性を向上させることです。
より端的に言うとカラダが柔らかいのか硬いのかによって変わってくるということです。
ではそこにはどのような差があると思いますか?ここからはその解説をしていきます。
先ずは腰痛などの痛みについてです。
カラダが硬いということは筋肉が硬いということであり、その筋肉は骨に付着をしており付着部にある腱や靭帯にストレスが生じ、痛みとして現れます。
カラダが硬いのにも関わらず、激しい運動、スポーツ、自分にとって負荷の高いトレーニングをすることで腱、関節、靭帯などに過度のストレスが掛かるのです。
その為カラダが硬い人の方がケガや痛みが生じやすいと言えるのです。
ジムで運動をしている皆さんは柔軟性を向上させなければ、痛み、ケガに繋がる可能性が運動をしていない人よりも高いと言えるでしょう。
次に疲れについてです。
筋肉には毛細血管が多く存在をしており、血管は多くの栄養素や疲労物質を体全体に運んでいます。
筋肉が硬くなると毛細血管に対しての圧力が掛かるので疲労物質も滞りやすくなります。
その為なかなか疲れが取れないという状態になるのです。
それではこの状態から何をすると日常生活を快適に過ごすことが出来るかと言えば、ストレッチしか方法はありません。
日々ストレッチを行うことでカラダが柔らかくなるので、これを続けていくことが大切なのです。
ストレッチは筋トレと異なり毎日実施しても問題はなく、一日の中で何回でも行えます。
このストレッチの実施回数が多い方が柔軟性の向上に繋がりやすいと言えますので、運動前と運動後、朝昼夜のように実施する時間帯を決めて取り組むことが効果的だと言えるでしょう。
そしてストレッチのポイントは少し痛いくらいの強度で行うことです。
全く痛くない、痛みを我慢する、という状態は柔軟性の向上には望ましくありません。
少々痛みがあり適度に伸びていることが大切ですので、適切な強度で行いましょう。
ただし、一つだけ注意をしなければいけないことは、過度に痛みを伴いやり過ぎると肉離れなどの痛みを引き起こす原因にもなりますので、あくまでも少しの痛みを感じる程度に止めるようにして下さい。
その部位の動作時間は30秒を目安として下さい。
また「ストレッチをしても全然効果がない」というお声をいただくことが多いのですが、それは柔軟性を向上させるだけのストレッチの回数、強度、時間になっていないだけです。
毎日行うことで柔軟性は向上していきますので、1回に10分でもいいのでストレッチの時間を作るようにして下さい!
カラダを柔らかくして快適な日常生活を送りましょう。
たんぱく質について・その①
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
先週まで炭水化物について書きました。
知っておくと食事に活かせますよね。
若月おススメの玄米や十割そばは食べて頂きましたでしょうか(^^♪
今日からは『たんぱく質』について書いていきます。
たんぱく質も三大栄養素の一つで、身体にとってはなくてはならない栄養素です。
たんぱく質のことをプロテインと言いますが、
その語源はギリシャ語のプロテウスだと言われています。
意味は『最も重要なもの』ですね。
身体にとって最も重要なものとして捉えていたわけです。
私たちの身体は60兆個の細胞で構成されています。
(細胞の数も諸説あります)
その細胞には核が存在していて、そこにはDNAという核酸が含まれています。
なんとなく聞いたことがありますよね(^^)/
ではこのDNAとは何なのかというと、簡単に言えばたんぱく質を生成するための設計図みたいなものです。
細胞分裂を繰り返しながら身体は作られていますが、
その細胞分裂が間違ってしまっては大変なことになりますよね。
間違えないためにはいろんな栄養素が絡んでいるのですが、
根本はDNAという設計図を見ながら細胞を作っているのです。
しかし設計と言っても細胞を設計するだけではありません。
筋肉になったり、血液になったり、骨になったり、髪の毛になったりと、
細胞は身体の全ての基になっています。
なぜこんな話をしているかというと、
DNAという設計図は、『たんぱく質を作るための設計図』だからです。
たんぱく質は身体の中で作るのが基本であって、
食べ物から摂取するのは補助でしかないのです。
例えば筋肉で言えば、
・筋トレして筋肉が壊れる
・筋肉を修復しようとする
・筋肉のもとになっているたんぱく質を作ろうとする
・材料が足りないから食事からのたんぱく質でまかなおうとする
・食事からのたんぱく質を分解、吸収、代謝してたんぱく質を作る
という流れで筋肉は作られるのです。
血液、骨、髪の毛など身体のあらゆる組織をこのように作っているのですが、
その材料にはすべてたんぱく質が関わっています。
たんぱく質が最も大切なもの、と言われるのはこういう理由です。
たんぱく質はそもそも自分で作れるものである、
というのが今日の大切なポイントです(^^♪
来週は、これを知っているから何に活かせるのか、について書いていきます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました(^^)/
筋肉量を増やすとこんなにも良いことがある
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての情報をお伝えしていきます。
さて先週は筋トレの重要性についてご案内をしてきました。
ALIVEでは筋肉量を増やすトレーニングを実施しているのですが、それは12回が目一杯の重要でトレーニングすることでしたね。
そして今日は筋肉量を増やすことのメリットについてお伝えをしていくと予告をしました。
筋肉量を増やすメリットは様々あるのですが今日は3つに集約してお伝えをします。
その1:基礎代謝が上がる
これは皆さん誰もが欲しがるメリットではないでしょうか。
さてその前に基礎代謝とは何かをご存知でしょうか?
基礎代謝とは一日何もしなくても消費してくれるカロリーのことでこれが高い方がカラダに対してのメリットが高くなります。
一日何もしなくても体温は一定を保たなければならなかったり、内臓を動かしていなければならなかったりしますよね。
それに対してカロリーを消費するのです。
何もしなくても消費してくれるので言い方を変えると体脂肪を燃やしてくれる、ということでありダイエットをしたい方は筋肉量を増やすべきなのです。
そうすれば楽にダイエットも成功しやすくなるというわけです。
その2:見た目が良くなる
体脂肪は筋肉に支えられています。
その筋肉が増えれば支えられる体脂肪も増えるので見た目が引き締まるということになるのです。
イメージしていただきたいのは紐です。
紐の端と端を近づけると緩むので弛んだ状態になりますよね?
これを端と端を引っ張って遠ざけると紐はピンと張った状態になります。
筋肉量が増えるとこれとまったく同じ状態が起こるのでカラダが引き締まって見えるというわけです。
またその1で説明をしたように体脂肪も燃えやすい状態になりますから、引き締まる&体脂肪が減るという2つの良いことが同時に起こるのです。
その3:体温が上がる
これはあまり知られていないことでありますが非常に重要です。
体温とは免疫力なのです。
どういうことかと言えば体温が高い状態というのは免疫力が高くなっている状態です。
風邪を引いて熱がある状態では自分の免疫機能がウイルスと闘って殺そうとしている状態です。
即ち免疫機能を高くしているので体温が上がっているのです。
ということは恒常的に体温が高い状態となれば免疫機能が高い状態であると言えます。
さてここで質問ですが、皆さんは自分の体温(平熱)をご存知でしょうか?
ちなみ私は36.5℃です。
この平熱が35℃台という人は非常にヤバいです。
しかしこの35℃台の方は意外と珍しくないのが現状で筋肉量が少ない女性の方を中心にいらっしゃいます。
ちなみに人間の本来の平熱は36.5~37℃であり、私でもギリギリという状態なのですが皆さんはいかがでしょうか?
平熱が35℃台ということは免疫が低いということでもあるので、実はカラダに非常に悪影響を及ぼす細胞が活発化をしてしまうのです。
それが何かと言えばガン細胞です。
ガンは体温の高低でも大きく関わることなので、予防をするためにも筋肉量を増やすことが必要なんですね。
だからこそ筋肉量を増やして体温を高い状態にすることが大切なんですよね。
一時的に体温を上げるには入浴をするなどの方法がありますが、恒常的に体温を上げるには筋肉量を増やすしか方法はないのです。
筋肉はカラダの中で熱を生産してくれる機能がありますので、筋肉を増やせば体温が上がるということになります。
このメリットは非常に大きいですよね。
だからこそ今後もALIVEで筋トレをして筋肉量を増やしていきましょうね。
若い女性を中心に腕や足が太くなるので筋肉量を増やしたくない、という意見を時々耳にするのですがそれよりももっと大切なことが筋肉量を増やすことで享受できますので、正しい考え方を持って頑張っていきましょう。
それではまた!
ネット依存になっていませんか?
こんにちは。小川です。
金曜日は新聞記事から健康情報をお届けしていきます。
今日は6月5日に朝日新聞で掲載された「ネット時間を減らそう」という記事についてです。
ご存知のように現代は超ネット社会です。
ネットがなければ現代の生活は成り立たず、今後は「IOT」全てのものがインターネットと繋がる時代が来ることが確実となっています。
ネットの代表と言えばスマホですね。
歩きスマホ、ながらスマホ、という言葉があるように現代人はスマホが必需品となっており、スマホ利用者の7割が依存を自覚していると記事は伝えています。
ネット閲覧や書き込みなどが止められない、スマホから離れられない、のはもはや病気の域であり治療が必要なまでになっているそうです。
治療の相談に来る人の中には「夫が一日中スマホを触っている。離婚したい」と訴える女性もいるそうです。
さて、このネット依存は私としては深刻な事態であると思っています。
長時間使用することで視力の低下や姿勢の悪化は当然のことでそれによりカラダに様々な弊害を与えることは周知のことだと思います。
同じ姿勢で長時間使用していることでの弊害は首への負担ですね。
頭を前に出して使用することにより深刻な肩こりを起こすことや頸椎ヘルニアを引き起こす症例は決して珍しいことではありません。
こうしたカラダの不調を改善させる意味でもネット依存には気を付けるべきです。
それに加えて精神的な部分でもネット依存は深刻な事態を引き起こします。
フェイスブックに代表されるように繋がりが現実よりもネットを通じて行うことが多くなっていることでコミュニケーションの在り方が変化をしてきていると思います。
ネット世界がコミュニケーションの場となってしまうことで現実世界でのコミュニケーションも変化をしてしまい、実際の場では自分の感情をうまく表現できない、ということに繋がっている気がするのです。
記事にもありますが、ネット依存を自覚するチェック項目として、
・ネットの為に、人間関係や勉強の機会などを失いそうになった
・熱中しすぎを隠すため、嘘をついたことがある
・無気力や不安などから解放される方法としてネットを使う
などがありますが、これらは精神やコミュニケーションに関わることですね。
ネット依存はカラダも心も不調にしてしまう恐れがあるとても怖いものだと思います。
皆さんはネット依存になっていませんか?
前述したように身近にある多くのものがネットに繋がっているものとなっています。
その社会で生活をしている以上はネットとの関係を切ることは不可能であると思います。
このコラムであってもネットがあるからこそ発信できるし皆さんも見ることができます。
大切なことはほどほどに、ということでありこれは何事にも当てはまることですね。
今一度皆さんもネット使用時間を見直してみてはいかがでしょうか?
意外と時間を費やしており、削減すると時間の捻出に繋がると思います。
それではまた!
炭水化物について・その②
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
先週は炭水化物について書きました。
炭水化物とは糖質と食物繊維の総称で、
糖質とは糖類(糖分)と少糖類と多糖類の総称です。
今日はこの辺りを少し詳しく見て、
食生活に活かす考え方をお伝えします。
糖質についてですね。
糖質とは
・糖類(糖分)
・少糖類
・多糖類
を合わせて糖質と言います。
そして糖類(糖分)とは
・単糖類
・二糖類
に分かれます・
そしてそして、単糖類とは
・ブドウ糖(グルコース)
・果糖(フルクトース)
・脳糖(ガラクトース)
の総称です。
これらは吸収が早く、エネルギー源になるため血糖値を上げたいときに重要です。
二糖類とは単糖類にブドウ糖を結合させたもので、
・麦芽糖(マルトース)
・ショ糖(スクロース)
・乳糖(ラクトース)
の総称です。
これらも吸収が早いですね。
麦芽糖はビールに多く含まれ、ショ糖とは砂糖のことです。
血糖値を上げるためには必要ですが、
ダイエットや血糖値の事を気にしている方は過剰に摂取するべきではありませんね(-_-;)
少糖類とはスタキオースなどの三糖類や、
ラフィノースなどの四糖類などがあります。
糖類ほどではないですが、これらの吸収が早いですね。
そして多糖類ですが、
・デンプン
・グリコーゲン
・デキストリン
などが挙げられます。
これらは分解と吸収には少し時間がかかるため、血糖値が急上昇することもありません。
必要な場合はエネルギー源にもなる優れた栄養素です。
積極的に摂取してほしいですね(^^)/
このように見ていくと、単糖類や二糖類、少糖類は避けてほしいですが、
多糖類はたくさん摂ってほしいというのがわかります。
では、どういう食材に入っているかですね。
一例を挙げると、
糖類(糖分)や少糖類が主成分の食材は、
・白米
・パン
・パスタ
・うどん
・砂糖を使用したお菓子
・乳製品
・ビール
などですね。
食べ過ぎれば太ってしまうイメージがあるかと思いますが、
多くの人が糖質制限と言っているのは糖類(糖分)を制限するということです。
対して、多糖類が主成分の食材は、
・貝類
・いも類
・野菜
・穀類(玄米や十割そばなど)
・豆類
・種子類
などですね。
これらは来週のコラムで紹介する食物繊維も多く、
とても重要な食材です。
糖質を制限するということは、
これらの食材も制限するということですね。
制限すれば様々な障害が出てきますが、
それも今後ご紹介してまいります(^^)/
いかがでしょう。
ダイエットや血糖値を気にされている方は、
何を制限すべきか見えてきましたでしょうか。
いつもの食事と照らし合わせて、
できることを探してみてくださいね(^^)/
来週は食物繊維についてお話します。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました(^^♪
トレーニングの回数には意味がある
こんにちは。小川です。
月曜日は運動編についての知識をお届けしていきます。
今日は筋肉についての大切なお話をしていきますので、よく読んで覚えていただきたいと思います。
ALIVEでは5種目の筋トレを行っていますがその内容は12回を2セットとなっています。
さてこうしているのはしっかりとした理由が存在するのですがご存知でしょうか?
トレーニングには様々な理論が存在をしており、その理論に基づいて内容を決めています。
まずALIVEのトレーニング方法は筋肉量アップを目的としたものです。
理論としては1セット何回行うかで得られる要素が異なるものであり、
1~3回は筋力アップ
3~6回はパワーアップ
8~12回は筋肉量アップ
20回以上は筋持久力アップ
というようになっているのです。
ちなみにその回数をやるとそれだけが向上するわけではなく例えばパワーアップのトレーニングをしても筋肉量がアップすることはあります。
あくまでその回数では得られる効果はそれが中心になる、ということです。
筋力、パワー、筋肉量、筋持久力の違いについては触れませんが気になる方は小川まで気兼ねなくお聞きください。
さて、ここで大切なことは正確にはその回数をやることではないのです。
その回数を「目一杯の重さでやる」ということです。
これが非常に難しく、キツイところなのです。
どういうことかと言えば、12回を目一杯の重さでやらなければならず、13回以上出来てしまう重さは「軽い」ということです。
そうは言っても必ず12回が限界の重さがあるわけではないので8~12回という幅が存在します。
そのため13回出来てしまう重さであればその重さを一つ上げて行うことが必要です。
それで8回出来れば筋肉量アップのトレーニングになると言えるのです。
仮に7回しか出来なければその負荷は重すぎるということになり、一つ軽くして行ってみることが必要です。
と、ここまでは厳密に言うとということなのでALIVEではここまでしなくていいです。
しかし20回出来る負荷で12回をやってもトレーニングの効果は期待できないと言っても良いでしょう。
その為15回出来る負荷で12回、14回出来る負荷で12回、というように出来るだけ限界に近い形でトレーニングをしてほしいと思います。
私たちトレーナーも出来る限り負荷を上げるように促していきます。
但しそれもケガをしては全く意味がないことですので、ケガにだけは気を付けてほしいと思います。
急に負荷を上げ過ぎるとケガに繋がりやすいので徐々に負荷を上げていくようにしましょう。
それでは今日はここまでにします。
来週は筋肉量アップによって得られる効果についてお伝えをします。
それではまた来週!
炭水化物について・その①
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
前回は『栄養』の定義についてお話ししました。
今日は『栄養素』についてお話します。
栄養素とは栄養を実施するために必要な材料だと思ってください。
栄養は『食物の摂取、分解、吸収、代謝などの一連の営み』ですから、
その営みを進めるための材料が必要になります。
それが栄養素です。
栄養素は大きく分けて5種類あります。
①炭水化物
②脂質
③たんぱく質
④ビタミン
⑤ミネラル
です。
この5種類の栄養素はそれぞれ複雑に互いを助け合って栄養という営みを遂行しています。
ですから、どれか一つ欠けても身体に支障が出ますし、
逆に過剰になっても支障が出るのです。
栄養素を知っておくことは、身体に出ている症状の原因がわかるようになります。
このコラムでは栄養素と身体に出る症状の関係も合わせてご紹介してまいります(^^)/
まずは炭水化物についてです。
今日だけでは終わらないくらいのボリュームですので、
何回かに分けてお届けしますね☆
炭水化物とは読んで字のごとく、炭素の水化物です。
私たちの身体は炭素・水素・酸素・窒素という四つの元素から主に成り立っています。
この四つの元素の組み合わせで、炭水化物や脂質、たんぱく質が作らています。
炭水化物は炭素、水素、酸素を主成分にした物質です。
これではピンとこないと思いますので、
具体的な名称で炭水化物をご紹介します。
炭水化物を二つに分けると、『糖質』と『食物繊維』に分けられます。
この名前は聞いたことがあるでしょう(^^♪
さらに分けていくと
糖質=糖類(単糖類+二糖類)+多糖類(三糖類と四糖類含む)
食物繊維=水溶性食物繊維+不溶性食物繊維
と分類されます。
こう見ると、糖質と糖類は意味が違うということがわかりますね。
ちなみに糖分というのは糖類と同じ意味です。
なぜこういう大枠をご紹介するかというと、
最近は糖質制限や炭水化物抜きダイエットといった間違った食事方法が流行っているからです(-_-;)
何も知らずに始めてしまうと、健康を損なう可能性があるからですね。
明日はこれらの栄養素をさらに細かく見ていきます。
そうすると、なぜ糖質制限や炭水化物抜きダイエットが間違っているかもわかります(^^)/
来週の水曜日をぜひお楽しみに☆
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
歩いているから脚が強い!?
こんにちは。小川です。
月曜日の今日は運動編についての情報をお伝えします。
今日は「歩いているから足が強い!?」です。
「私よく歩くから足の筋力には自信があります」さてこの言葉、トレーナーをしているとお客さまからよく聞く機会があるのです。
例えばカラダの筋肉量を測定する時、足の筋力を測定する時に脚に自信を持っている方が仰る言葉なのです。
どうですか?
皆さまもそれに該当しますか?
実はこれ、歩いているから脚の筋肉量が多いとは全く関係の無いことなのです。
これは何故かと言えば簡単に言うと「使っている筋肉が違うから」なのです。
正確には脚は脚なので使っている筋肉の部位が違うということではなく、その筋肉が持つ筋繊維の種類が違う、ということなのです。
さて、ここまででは何が何だかさっぱりわからないはずですが、次のことを説明する少し理解が深まると思います。
それは赤身と白身の魚の違いについてです。
赤身魚の代表的な存在といえばマグロやカツオですが、これらの魚の身が赤いわけはずっと動き続けているからです。
あの赤い色は毛細血管が発達しておりそれにより酸素を筋肉の隅々まで運ぶことが出来るようにしているからなのです。
それにより長時間泳ぎ続けていることができるということです。
一方でヒラメやタイなどの白身魚は動いていることよりも止まっていることの方が多い魚です。
ヒラメは砂に紛れて身を潜めており、獲物が来たら一瞬で捕獲をしますよね?
つまり瞬発力に優れているのです。
これと同じことが脚の筋肉にも存在しており、特徴としては赤身(赤筋といいます)は持久力に優れているので長時間歩く時には活躍をして、白身(白筋といいます)は100m走の時など瞬発力を要する時に活躍をするのです。
そして赤身は筋肉自体があまり大きくならず、白身は大きくなりやすいのです。
持久力に優れたマラソン選手は細く、瞬発力に優れた100m選手はカラダが大きく筋肉質ですよね?
これはその練習を突き詰めていっているから筋肉の特徴が目に見えて表れている状態なのです。
ここまでご理解いただけましたか?
なので歩く時に主に活躍をする赤筋は大きくなりにくい特徴があるので、筋肉量が多い、筋力が強い、というようにはなりにくいのです。
これらは白筋が発達しなければ大きくなりませんので、歩いていて発達するということはありません。
歩いていて発達するのは赤筋ということです。
これと脚を細くする方法はまた別なので今後また脚を細くする方法はお伝えしたいと思います。
今日はよくある勘違いをご紹介しました。
それではまた来週!
最新食事指導は「順番」「質」
こんにちは。小川です。
金曜日のコラムは新聞の健康関連記事を抜粋して内容とその見解をお伝えしていきます。
第1回目の今回は2016年7月25日(月)に埼玉新聞に掲載された「最新食事指導は『順番』『質』」という記事についてです。
記事の中では女子栄養大学管理栄養士の方の栄養指導方法が紹介されており、栄養指導の現場では「何を食べていい、食べてはいけない」ということはない、と述べています。
昨今では血糖値やコレステロールの高くなる食事が問題となっており、そこから生活習慣病に発展することはご存知の通りだと思います。
その為「●●は食べてはいけない」などのことはメディアでも数々紹介されていますが、これがかえって偏食になると語っています。
例えば糖質制限をしておかずだけ食べるということはよくある事ですがこれも偏食になりがちであると言っています。
大切なことはバランスよく食べることであり、お腹いっぱいに食べるには「カサ増し」をさせることだそうです。
白米に玄米を混ぜる、丼やパスタでは野菜量を増やす、などをしてボリューム感をそのままにカロリーを落とすことが大切であるそうです。
また最近では食べる順番を野菜を先にして血糖値を上げないように工夫をする食べ方やコレステロール対策では肉よりも魚や大豆を摂るように勧めて、摂取する脂肪酸の質を上げるように指導をしているとのことです。
この記事で紹介している方法には大きく賛成をします。
欧米食が日本に入ってきた以降、日本の食文化は大きく変動をしてカロリーやコレステロールの高い食事ばかりになってきました。
日本伝統の和食しか食べない、という人の方が今では珍しい、数少ない存在であると言えます。
また農作物が安定して収穫できるようになったことも重なり食事の安定供給が現代では完全に成されており、食べ物がないということがなくなっています。
そうした様々なことが要因をして現代病とも言える生活習慣病が多くの人の中で問題となっているのです。
そうした意味では普段の食事には工夫を凝らすことが必要であると言えるでしょう。
食事量をコントロールできる、という人は別ですが多くの人はそうではありません。
だからこそ、食べる順番、摂取する栄養の質、というものは大切なってくるでしょう。
食べる順番で言えば先に野菜類を食べることで野菜の消化吸収には時間が掛かるためそうしている間に後から食べたご飯や肉などの栄養は吸収されにくく、余分なカロリー吸収を防げるというわけです。
但し糖質制限は必要だと思います。
現代人の肥満原因は糖質の過剰摂取によるものが大きく、運動不足も合い重なって肥満となっているのです。
だからこそ多少の糖質制限は必要であると言えるでしょう。
間食での甘い物、せんべい類などのお菓子の摂取、食事の中でのご飯の量などはコントロールすることをおススメします。
それでは今回はこの辺で。
また金曜日にお会いしましょう。
栄養とは☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康のようである運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
今日は第一回目ということで、そもそも栄養とは何か、について簡単にお伝えしていきます。
実は栄養という言葉には定義があって、栄養とは『食物の摂取、分解、吸収、代謝を行う体内の一連の営み』のことを言います。
私たちの身体は食べたものから出来ているという印象だと思いますが、
正確に言うと『吸収したもの』から出来ているのです。
口から入ってきた食べ物が分解、吸収されて、そして身体に必要なものに変換(代謝)されて使用されます。
大雑把ですが、これが私たちの身体が作られていく過程です。
ですから、栄養とは単に食事を摂ることではなく、私たちの身体をつくるための過程そのものを言うのです。
皆様も体重が増えてしまったり、お肌が荒れてしまったり、むくみが出てしまったりしたことがあるかと思います。
それはそういう症状が出てしまうための『原因』を作ってしまっているということですが、
その原因の多くは皆様の身体をつくっている過程、つまり栄養に問題があるということです。
身体に悪い症状が出ないようにするため、そして身体を良い状態に保つために栄養の基礎を知っておくことは大切です。
知っていれば、自分の身体をきれいに、そして健康的に保つことが出来るからですね。
繰り返しますが、病気をはじめとした身体に起こる様々な症状は栄養に問題があることで起こります。
そしてその多くは、栄養を正すことで改善するといわれているくらいです。
これからは栄養に関することを、少しづつ書いていきます(^^)/
皆様も心当たりがある症状が出てくるかもしれませんね。
第一回目ということで、今日はこの辺で。
これから毎週水曜日に更新してまいります。
ぜひお楽しみに(^^♪