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ミネラルバランスを乱す食品・乳製品①
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今年最初の栄養に関するコラムは、ミネラルの摂取バランスについてですね。
前回はマグネシウム:カルシウム:リン=2:1:1で摂取しなければならない、
ということを書きました。
現代人はマグネシウムが不足していて、カルシウムやリンばかりが過剰に身体に入ってきています。
今週からはなぜそれが起きてしまうのかを具体的な食材を例に挙げてお話します。
今日例に挙げるのは『乳製品』です。
ALIVEではある意味常識になっていますが、
乳製品は本当に身体に悪いです。
現代病とも言えるガンや脳血管疾患、心血管疾患などの原因にもなります。
骨に必要と勘違いしてたくさん飲んでいる方も多いかと思いますが、
乳製品を摂れば摂るほど骨粗鬆症になりやすくなります。
その理由を、ミネラルのバランスを元にお話してまいります。
まず乳製品のミネラルバランスの特徴は、
マグネシウムとカルシウムがアンバランスであることです。
先も書いたように本来はマグネシウム:カルシウム=2:1であるべきですが、
乳製品はマグネシウム:カルシウム=1:10と、
異常なほどカルシウムが多いのです。
これがそのまま体内に入ってきてしまうと、
カルシウムが血中に溢れてしまうのです。
カルシウムはマグネシウムがないと正しい場所で働きませんからね。
もちろん骨にもなりません。
余ったカルシウムは血液中に溢れますから、
異常だと察知して腎臓がカルシウムを尿から排出し始めます。
ここに問題があります。
不要な分だけを排出すれば良いのですが、
腎臓はコントロールせずに必要な分までも排出してしまうのです。
血中には一定のカルシウムが必要ですから、
あまりにも少なければ補充しなければなりません。
では、どこから補充するのか?
それが骨です。
骨からカルシウムが溶け出して、血中のカルシウム濃度を一定にするのです。
もちろん骨のカルシウムがどんどん減っていきますから、
結果として骨がもろくなるのです。
乳製品を摂ると骨粗鬆症が進んでしまうのは、こういう生理現象が関係しています。
来週もこの続きです。
ミネラルバランスが悪い食材を摂ると、
どういう危険があるのかを知っておきましょうね。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆