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ビタミンに似ている物質・その②
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週からビタミンに似ている物質についてお話しています。
働きはビタミンに似ているのですが、実は違う栄養素だった、というものをビタミン様物質と言います。
先週ご紹介したのは、
・コリン(ビタミンBP):抗脂肪肝因子で、神経伝達物質のアセチルコリンとして存在します。
・イノシトール(ビタミンBH):抗脂肪肝因子で、生体膜に含まれています。
・P-アミノ安息香酸(PABA)(ビタミンBx):微生物の増殖因子として発見され、葉酸の構成成分です。
などなどですね。
今日はその続きです。
・カルニチン(ビタミンBt):アミノ酸の一種です。生体内で脂肪を燃焼してエネルギーを産生する際、脂肪を運搬する働きがあります。
燃焼するのはミトコンドリアですが、そこまで持っていくための栄養素です。
カルニチンは体内で生成できます。
・ビタミンP:毛細血管透過因子として発見されました。透過性とは血管を通り抜ける性質の高さを示すものです。
・リポ酸(チオクト酸):ピルビン酸脱炭酸酵素の成分として発見されました。腸内細菌が産生する栄養素です。
・コエンザイムQ(ユビキノン):心筋や微生物から発見されました。強い抗酸化作用があり、電子伝達系の因子として働きます。
体内で合成されます。
こんな感じでしょうか。
他にもありますが、それだけビタミンのように働く物質は多いということです。
体内で合成されるものが多いですが、少量しか合成されない物質はサプリメントで摂取することもお勧めです。
いかがでしょうか。
今週でビタミンについてはひとまず終わりです。
来週から『ミネラル』についてお話してまいります。
お楽しみに(^^)/
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に!