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ビタミンに似ている物質・その①
カテゴリ: コラム
作成日:2017年10月18日(水)
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週までビタミンのお話をしてきましたが、
今日はビタミンに似た物質を簡単にご紹介します
ビタミンとはそもそも生命活動に必要な窒素化合物で、
それでも体内では生成できないもの、という定義でした。
ですからビタミンB群の一部を生成できる腸内細菌は非常に重要だというお話をしてきましたね。
ビタミンに似ている物質をビタミン様物質とも言いますが、
その働きはビタミンに似ています。
しかし体内で生成できたり、欠乏症がなかったりと、
ビタミンの定義からは外れてしまっている物質のことを指します。
例えばビタミンFという物質があるのですが、その働きはビタミンによく似ているようです。
しかし、調べてみると多価不飽和脂肪酸の一種でした。
つまり必須脂肪酸という枠に入るので摂取はしなければなりませんが、
ビタミンではない、ということですね。
こういう物質は多くあって、
・コリン(ビタミンBP):抗脂肪肝因子で、神経伝達物質のアセチルコリンとして存在します。
・イノシトール(ビタミンBH):抗脂肪肝因子で、生体膜に含まれています。
・P-アミノ安息香酸(PABA)(ビタミンBx):微生物の増殖因子として発見され、葉酸の構成成分です。
という具合ですね。
長くなりそうですので、続きは来週にしましょう(^^;
それでは今日はこの辺で!
また来週☆