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ビタミンKの働き☆
カテゴリ: コラム
作成日:2017年09月27日(水)
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週からビタミンKのお話ですね。
ビタミンKは脂溶性ビタミンの一種で、
脂に溶けやすいという特徴があります。
現代ではあまり不足することはありませんが、
不足してしまえば危険なことにもなります。
天然のビタミンKを、
・ビタミンK1:フィロキノン
・ビタミンK2:メナキノン
合成のビタミンKは、
・ビタミンK3:メナジオン
・ビタミンK4:メナジオール2リン酸ナトリウム
という分け方が出来るということを先週書きました。
今週はビタミンKの働きについてです。
主な働きは3つですね。
①血液凝固
②骨形成
③カルシウムの石灰化抑止
です。
非常に大切な内容ですので、1つずつ見てみましょう。
まず血液凝固ですが、出血してしまった時に血が固まるかどうか、
をイメージして頂ければわかりやすいですね。
少し専門的ですが、ビタミンKはプロトロンビンやクリスマス因子、
スチュアート因子というたんぱく質の補酵素になっています。
これらのたんぱく質は血液凝固のために働きますが、
ビタミンKが不足してしまえば生成されません。
大人であれば出血しても対応は早いでしょうが、
血管が未熟な乳児や幼児がビタミンK不足を引き起こすと、
脳内や腸内でも出血をしてしまいます。
非常に危険な症状ですね。
あまり注目されないビタミンKですが、
不足するのは危険なのです。
来週は骨形成についてです。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に!