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ビタミンKの働き・その②
カテゴリ: コラム
作成日:2017年10月04日(水)
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週はビタミンKの血液凝固に関するお話でした。
血液凝固に関わる酵素は、ビタミンKがなければ生成できないものが多いということでしたね。
今日は骨の形成に関してです。
骨を形成する際、その主成分であるヒドロキシアパタイトというカルシウム結合体が、
コラーゲンやマグネシウムなどを結合して形を成しています。
それ以外にも使用されているたんぱく質があって、
それがオステオカルシンとグラタンパクです。
オステオカルシンは骨密度を調整する働きがあって、
軟骨や硬骨の調整はこのたんぱく質が深く関わっています。
それもビタミンKを補酵素として生成されています。
グラタンパクはカルシウムが血管に付着して石灰化するのを防ぐ働きがあります。
マグネシウムと同じような働きですね。
これもビタミンKを補酵素にしていますから、ビタミンKが不足する動脈の石灰化が亢進されることになります。
骨はカルシウムの貯蔵庫ですから、
どういう工程で貯蔵するかが正確にプログラムされています。
そこにビタミンKは不可欠ですね。
来週はビタミンKの摂取源についてお話していきます。
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に!