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何を食べれば良いのか?
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。
毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
今日は脂質のまとめです。
脂肪酸もいろいろ種類がありますが、
そもそも何を食べれば良いのかを知っておかなければ、食生活に活かせませんね。
まず、最も大切なのは危険な脂肪酸を避けることです。
先週書いたトランス脂肪酸が最も危険ですから、
トランス脂肪酸が多く含まれている食品は減らすことが大切です。
どんな食品に多く含まれているかは先週のコラムに書きましたので、
「超危険、トランス脂肪酸」をご覧くださいませ(^^)/
次に危険なのは飽和脂肪酸です。
これは動物性の食品に多く含まれています。
肉類や乳製品に含まれている脂質のほとんどが飽和脂肪酸ですね。
これらは食べ過ぎてしまうことが多い食品ですから、
意識して避ける必要があります。
なぜなら栄養学的に見れば、身体に良いところがないからです(-_-;)
あくまで嗜好品として食べていただければと思います。
飽和脂肪酸は体内で溶けにくいため、過剰に摂取すれば動脈硬化にもつながります。
体脂肪が増えて肥満の原因にもなります。
肉や乳製品は腸内環境を著しく悪化させますので、
食べ過ぎれば腸内から毒素が侵入して大きな病気にもつながります。
そして、オメガ6も控えてほしいと思います。
これは主に調理で使うサラダ油やゴマ油に多く含まれていて、
焼く、揚げる、炒めるなどの調理をしたら、体内に過剰摂取する可能性があります。
加熱調理をするとトランス脂肪酸も大量に発生しますので、
調理を変えるだけでダイエット効果もあるのです。
加熱調理をする場合はオリーブオイルを少量使うことをお勧めしますが、
揚げ物はそうはいきませんね(-_-;)
やはり調理の頻度を減らすことが大切です。
トランス脂肪酸、飽和脂肪酸、オメガ6を避けたら、
摂るべき油はオメガ3です。
オメガ3は植物性食品や魚貝類に多く含まれています。
EPAやDHA、α-リノレン酸という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
これらは亜麻仁油や荏胡麻油、魚油に多く含まれているのです。
良質なものを摂っていただきたいと思いますが、
注意が必要です。
高温で加熱すると、オメガ3はトランス脂肪酸に変異してしまうのです。
食べるときは生のままでお願いいたします(^^)/
食材で言えば、
・魚貝
・豆類
・種子類
に多く含まれています。
これらもあまり調理をしないまま食べていただくことがおススメですね(^^♪
細かい点を挙げればまだまだありますが、
脂質も食材から入ってくるという点では、何を食べ、何を食べないかが大切です。
今年のコラムは三大栄養素の重要性をお伝えしました。
来年からビタミンやミネラルについてお話してまいりますね(^^♪
皆様のお役に立てるよう、これからも書き続けてまいります。
コラムは2017年1月4日(水)からお届けします(^^)/
それではまた来年に!
良いお年をお迎えください(^^♪