メニュー

脂質について・その⑤ - 健康習慣クラブALIVE~平塚市、大和市のスポーツジム

ニュース

ニュース・ブログ

脂質について・その⑤

カテゴリ: コラム 作成日:2016年12月14日(水)

皆様、こんにちは。

健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/

 

ALIVEでは毎週月・水・金曜日に健康の要素である運動・栄養・休養に関する情報を発信してまいります。

毎日のブログよりも少し専門的ですので、ぜひ日々の生活にお役立ていただければ幸いです(^^)/

 

毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。

 

今日も先週に引き続き脂質についてです。

前回、オメガ3とオメガ6について書きましたが、

今日はその影響を受ける臓器について書いていきます。

 

オメガ3とオメガ6の摂取比率が乱れると、

炎症を起こしやすくなるということを書きました。

アレルギーもアトピーもそうですから、

喘息や花粉症も脂質の摂取比率が悪いと起きてしまいます。

 

 

そして、最も脂質摂取の影響を受ける臓器が、

『脳』です。

 

脳はその80%が脂質により構成されていますから、

身体の中で最も脂っぽい臓器と言えます。

 

ですから、口から入れている脂質で構成されています。

 

極端な例ですが、フライドポテトのような揚げ物からしか脂質を摂取していなければ、

脳は全て揚げ物の脂から作られているということになります。

想像するだけでも気持ち悪くなりますが、

それだけ影響を受けているのです。

 

ここで考えてみてほしいのですが、

・揚げ物で作られた脳

・魚や豆類に含まれている油で作られた脳

どちらが性能が良いでしょうか?

 

まぁ考えるまでもないのかもしれませんが、

当然後者の脳が性能が良いのです。

 

揚げ物の脂はオメガ6が異常に多いのに加えて、

トランス脂肪酸というプラスチックのような成分が多く含まれています。

これについても今後詳しく書きますが、

本来人体には存在するべきではない成分ですので、

脳に悪影響を及ぼします(-_-;)

 

対して魚や豆類の脂は良質で、

オメガ3が多く、トランス脂肪酸は少ないと言えますね。

 

脳細胞にはシナプスという部位があるのですが、

それを形成している細胞の成分にオメガ3が一定量含まれていなければなりません。

その含有量が8%を下回っていた場合、

アルツハイマー病のリスクが高くなると言われています。

 

子供のころから脂の摂り方を気を付けていた方が、

脳の発達も格段に良くなります。

 

頭が良い悪いは個人差がありますし、その定義も様々ですが、

脳の機能が高いかどうかは摂取した脂質にも大きく左右されます。

 

 

私も脳に良いことをやりたいので、

専用の亜麻仁油を毎日摂取しております(^^)/

 

プロテインもそれと一緒に摂っています。

 

 

脂質も三大栄養素ですから、その重要性は高いです。

オメガ6は避けて、オメガ3を多めに摂取する方が、

現代人にとっては丁度いいくらいです。

 

とくに小さいお子様がいらっしゃる方、

脳の機能を発達させたいのであれば、

ジャンクフードは避けましょうね(^^♪

 

 

それでは今日はこの辺で。

次回はトランス脂肪酸についてお話してまいります。