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湘南平塚店:改めて見直される小松左京の小説
皆様
こんにちは。森岡です。
このブログは自宅から自分のPCで書いております。
ようやく一日の感染者数が減少傾向になってきて
緊急事態宣言も解除へ向けた動きが出ていますが、
それでも私が住む東京はまだまだといった様子です。
ファイナルファンタジー7をあきらめて、現在も断捨離しておりますが
今日は私が読んでいる本について少しご紹介します。
もうこの記事のタイトルに書いてしまいましたが
小松左京という作家の小説で「復活の日」というものを読んでおります。
このお話はウイルス感染が全世界に蔓延してしまい、
人類の生活の8割ほどが制限された状態になった世界でどうにかして光明を見つけ出すお話です。
作者がこの小説を発表したのが1964年だそうですが、まったく時代感を感じさせることはありません。
小松左京と言えば地震災害を想定した「日本沈没」が有名で、
震災の翌年ほどに私も遅まきながら読みましたが地震のメカニズムに関する
説明の量と質が半端ではありませんでした。
彼の小説はまるで予言のように、
いつかは起こり得る自然災害や出来事について書かれているものばかりなので
今ネットで「小松左京」と検索をかけると「危機管理意識を忘れないように」という意識からか
大きな話題になっている様子です。
先月初旬には東京がロックダウンされるのでは?と懸念が広がりましたが
左京は「首都消失」という小説で東京が周辺地域から孤立する話を書いていたり
トランプ大統領が「国境に壁を作る」と発言した通りの「アメリカの壁」というタイトルの小説を
約40年前に既に考えているんですね。
予想だにもしないことが今後も起こる可能性は捨てきれませんから
小説などの砕けたものからでもこの機会に何か勉強しておきたいですね。