ニュース・ブログ
北斎は神奈川が大好き?
カテゴリ: 湘南平塚店のブログ
作成日:2019年09月11日(水)
皆様
こんにちは。森岡です。
本日も葛飾北斎展からのお話しです。
北斎と言えば有名なのが、まるでハワイの大波を描いたような神奈川県沖からの富士の絵ですね。
英語名でも「The great wave」と呼ばれています。
その他にも北斎は神奈川県の海岸沿いの地域を頻繁に選んで富士を描いています。
こちらは北斎展に展示されていた解説ボードですが、
三十六景のうちの七景がなんと神奈川県、湘南エリアも選ばれていますね!
私はどちらかというと西洋画の方に興味があったのですが、
こうした解説などから作品が描かれた背景などを知ると
急にそれまで関心が低かったことにも興味が湧いてくるものです。
それにても、当時は今ほど交通機関も発達していなかったはずですから
籠や馬などの移動手段はあったでしょうが、移動の基本は徒歩だっただろうことを考えると
北斎の体力も相当なものではなかったのかと思われますね。
これは松尾芭蕉にも言えることです。
松尾芭蕉は実は忍者で服部半蔵だったんじゃないかという説までありますよね。
このように想像を掻き立てられるのが美術品鑑賞の醍醐味でもあります。