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パントテン酸について☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週はナイアシンについて書きました。
今日はパントテン酸についてです。
パントテン酸は旧名をビタミンB5と言いますが、
パントテン酸の意味は至るところに存在する酸という意味です。
身体の至るところに存在している、
あまり不足することはない栄養素です。
主な働きはコエンザイムAの補酵素になることで、
コエンザイムAはエネルギーを産生する際に身体の随所で使用される物質です。
アセチルCOAとか、クロトニルCOAとか、マロニルCOAなどの名称で言われますね。
これらは体内で何かしらの反応、代謝や消化や分解などが起こる際に、
その媒体として使用されるわけです。
その反応自体は無数にありますから、これらが不足すれば体内の化学反応が起きないということですね。
また、脂肪酸を生成する酵素、アシルキャリアプロテインの構成成分としても働きます。
脂肪酸が生成できなければ細胞膜が生成できなくなりますからね(-_-;)
お肌もボロボロになっていきます。
パントテン酸が不足すれば多くの問題が起きます。
例えば、
・だるい、疲れやすい、不眠などの細胞エネルギー不足
・自律神経失調症、便秘、冷えや肩こりなどのアセチルコリン不足
・ストレス性の疲労、生殖機能障害、副腎疲労などのステロイド合成機能の低下
・傷の治りが遅かったり、しわが増えるなどの結合組織の合成低下
などが挙げられます。
身体の不調はそれに気が付くこともないものもあるため、
パントテン酸の不足を疑う可能性も少なくなります。
お酒を飲み過ぎるとパントテン酸の不足を引き起こしますから、
毎晩飲んでいる方はお気を付けください。
補給でお勧めの食材はやはり納豆ですね(^^)/
納豆はタレを捨てて食べてくださいね(^^♪
来週はビタミンB6について書いていきます。
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に!