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ナイアシンについて☆
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
今日はナイアシンについてです。
欠乏症シリーズでもお伝えしましたが、
ナイアシンが不足すると思い病気にかかります。
水溶性ビタミンですから不足するリスクも高いので、
魚貝類や豆類などを摂取して不足を避けましょう。
もともと不足していた地域はトウモロコシを主食としていました。
実はトウモロコシにもナイアシンは含まれています。
しかし形が違います。
形は貯蔵用と使用用という違いと同じです。
例えば糖類。
エネルギーとして使用するときはグルコースという形で使用します。
しかし筋肉や肝臓で貯蔵しているときは、グリコーゲンという形で貯蔵されています。
トウモロコシのナイアシンも同じで、
トウモロコシの中では多糖類結びついていて、
ナイアシチンという形で貯蔵されています。
しかし人間はナイアシチンを代謝する酵素を持っていないのです。
ですからトウモロコシを主体をしていた地域の人たちにはナイアシン不足になるのです。
摂取が出来ない場合は体内で生成すればいいのですが
体内で生成する場合はトリプトファンが必須です。
これが不足するとナイアシンとセットで不足することになります。
トウモロコシはトリプトファンも少ないですから余計ですね(-_-;)
ナイアシンの働きには血管を拡張する作用がありますから、
動脈硬化や高血圧を予防することが出来ます。
欠乏症ほどではないにしても、不足すれば血管拡張効果が見込めないため、
それで食性が乱れていれば病気のリスクもあるということですね。
やはり水溶性ビタミンですから、不足しないように気を付けてくださいませ☆
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に(^^)/