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最新のトレーニング研究では
こんにちは。小川です。
月曜日は運動についての知識をお届けします。
最近トレーニングの本を読んでいた時のことです。
当クラブでのトレーニングは12回という回数で行っていますが、これはある理論に基づいて12回にしています。
これは筋肉を肥大させるには1セット8~12回で行うと効果的である、という理論があるので12回という回数を採用しています。
もっと正確に言えば15回が限界の重さでトレーニングをするだけでも筋肥大の効果があるのです。
15回というのは限界の重さの60%ということになるのですが、100kgを1回だけ挙げられるとしたら60kgは15回行えるということに理論上はなるのです。
というのが今までの定説として理論化されていたのですが、今回私が最新の研究結果を知ったところ30%の重さでトレーニングをしても同じように筋肥大の効果が見られた、ということなのです。
30%の重さで限界まで行うとおそらく40~50回くらいは出来てしまうのだと思います。
それでも筋肥大が起こるというのは今までの理論を覆すものであると言えるでしょう。
要は軽い重さでも十分に筋肥大が行われるということになるのです。
ここまで話を聞いていると「じゃあ重さを軽くしてやればいいのではないか」と思うのではないでしょうか?
そっちの方が軽いからトレーニングが楽になると思いますよね?
しかしここには大きなポイントがあるのです。
軽い重量でも「疲労困憊」になるまでトレーニングをしなければ筋肉増量にはならないのです。
この「疲労困憊」が非常に重要なポイントです。
さて皆さんは疲労困憊になるほどのトレーニングが出来ていますか?
今12回という回数においても12回が限界の重さでトレーニングをしていかなければ筋肉増加にはなりません。
この12回でも十分に疲労困憊状態を作り上げることができるのですが、それが出来ているか、というところが筋肉が増えるかどうかのポイントであるのです。
こうした最新の研究を基に現在プログラムの更新を検討中です。
それはより皆さんに成果を出していただきたいからであり、決して私の楽しみで追い込んでいるわけではありません(笑)
そこは重々ご理解いただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
今以上にキツイトレーニングになったとしてもご容赦下さいね。
それではまた!