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マグネシウムについて・その③
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
さてさて、先週はマグネシウムの体内構成比をみてみました。
極端な話ですが、骨をそのままとってしまえばカルシウムやリンと同じくらいマグネシウムは体内に存在しています。
もちろんカルシウムやリンは貯蔵しなければならないほど重要であり、
摂取や代謝が難しかったために貯蔵して適切なタイミングで利用できるように骨としてストックされるようになりました。
しかし、マグネシウムは少量でも効果があるだけでなく、
不足することなど人類の歴史上ありませんでした。
現代は異常なほどに身体に悪いもので溢れています。
身近に感じる人も多いかと思いますが、
高血圧や高血糖、高コレステロール血症などはマグネシウム不足で引き起こされるケースも非常に多いのです。
マグネシウムの働きの一つに他のミネラルとのバランス調整があります。
骨にリンやカルシウムがリン酸カルシウムとして貯蔵されるのも、
血中のカルシウム濃度を補うために骨からカルシウムが溶け出すにも、
マグネシウムが調整役としてかかわっています。
細胞には必要なミネラルを必要なだけ出し入れするための専用機関があります。
それをポンプやチャネルと言いますが、
カルシウムを出し入れするためのポンプはマグネシウムが結合していなければ働かないのです。
カルシウムは体内でも各所で重要な働きをしていますが、
正しく働くためにはマグネシウムが不可欠なのです。
摂りすぎということはありませんので、ぜひ積極的に摂取していただきたいと思います。
来週もこの続きです。
それでは今日はこの辺で!
また水曜日に☆