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ビオチン不足で肌荒れに☆
カテゴリ: コラム
作成日:2017年05月03日(水)
皆様、こんにちは。
健康習慣クラブALIVEのトレーナー若月です(^^)/
毎週水曜日は『栄養』に関する情報をお伝えしてまいります。
皆様の生活に、ぜひお役立てくださいませ☆
先週はビタミンB6についてお話しました。
今週はビオチンというビタミンについてです。
ビオチンの働きは、
・糖の代謝
・脂肪酸の代謝
ですね。
糖や脂肪酸を代謝してエネルギーに変えるには、
専用の酵素が必要です。
もちろん体内で生成されています。
体内で生成するためには、ビオチンがなければ生成できないのです。
酵素に含まれているビタミン群のことを補酵素と言いますが、
その補酵素がなければ酵素は生成できません。
ですからビオチンは不足してはいけないものですね。
ビオチンはもともとビタミンHやビタミンB7と呼ばれていたのですが、
腸内細菌から生成できることがわかってビタミンとは呼ばれなくなりました。
腸内環境がしっかりしていれば生成されます。
反対に腸内環境が悪化していればビオチンは生成できません。
そうなると、糖と脂肪酸を代謝できません。
血糖値が上がったり体脂肪が増えたりと、
身体にはいろんな影響が出ます。
そして皮膚関係の傷害が出てしまうのも特徴です。
湿疹やアトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎などもビオチン不足が挙げられます。
あまり過剰症は心配いりませんので、
是非とも多めに摂取してほしいと思います。
食材としては豆類や穀物、魚貝類などに多く含まれていますので、
食卓に挙げていただければと思います(^^)/
それでは今日はこの辺で☆
また水曜日に!