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花粉症シーズン③
こんにちは!
健康習慣クラブALIVEトレーナーの多田です(^^)
さて本日は昨日の続きから
昨日は、花粉症に効果的な「抗酸化栄養素」についてと、花粉症を左右する脂肪の取り方について書いていきました。
抗酸化栄養素は主にビタミンA,C,Eやセレンであり、それらが多く含まれている食材を選んで食べていくことが重要でしたね!
今日は脂肪の取り方について少し深掘りをしていきたいと思います
脂肪の取り方に関しては、その量だけでなく性質も重要となります。
その中でも、とりわけ加工食品やファーストフードに多く含まれる、トランス脂肪酸やリノール酸は多くの問題を引き起こします。
リノール酸は、体内に入ってプロスタグラディンという物質に変わります。
その中にはロイコトリエンという物質が含まれるのですが、それは血管を刺激して粘液を漏れさせる性質があるのです。
それらの作用により、鼻詰まりやくしゃみ、発疹、せきなどの症状が起こります。
リノール酸はコレステロールを下げる働きがあるため健康のためにそれらを多く含む紅花油等を使っている人もいらっしゃるかもしれませんが、一方ではアレルギーや心臓病、月経痛を悪化させてしまっていることとなってしまうのです。
リノール酸を制限することが大切ですが、もう一つポイントがあります
それは良質な脂質、つまりオメガ3脂肪酸の摂取を増やすことです!
これらをしっかりと摂取していくことは、アレルギー疾患を改善するためには非常に重要な要素となります。
オメガ3脂肪酸にはリノール酸と拮抗し、粘膜に生じる炎症を鎮める性質があります。
厚生省はリノール酸等のオメガ6系と青魚等に含まれるオメガ3系の理想摂取を4対1としていますが、現代の食事では、オメガ3が1に対し、オメガ6は10~40もの割合で摂られていることが多いのです
この極端なバランスはアレルギーだけに限らず、リウマチや膠原病など炎症性の病気の悪化を助長し、心臓病やがんになる確率を高めているのです。
オメガ3の摂取方法としては、青魚やアマニオイル等がおススメです!
アマニオイルは熱に弱く、酸化しやすいので購入したら一カ月以内に消費し、ドレッシング変わりやスプーンでそのまま飲むことがおススメです(1日目安スプーン2杯)
何か一つでも参考になっていると嬉しいです!
それでは!